4月5日(金)より公開される映画『アイアンクロー』の日本版予告、ポスタービジュアル、新場面写真が解禁された。
多くの話題作を送り出しているA24と『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で知られるショーン・ダーキン監督がタッグを組み制作された同作。アメリカのプロレスラーで日本でも活躍したフリッツ・フォン・エリックと、その息子たちの実話をもとに、次々と悲劇が発生し「呪われた一家」と呼ばれるようになるフォン・エリック家を、長男として同じくプロレスラーの道を歩んだケビンの視点から描いている。
ケビンをザック・エフロンが演じ、ケビンの弟たちにハリス・ディキンソン、ジェレミー・アレン・ホワイト、スタンリー・シモンズが出演。また、父フリッツ役でホルト・マッキャラニー、母ドリス役でモーラ・ティアニー、ケビンの妻パム役でリリー・ジェームズがキャストに名を連ねた。劇中の映画音楽は、これまで『不都合な理想の夫婦』やバンド名義で『her/世界でひとつの彼女』の音楽を手掛けてきた、Arcade Fireのリチャード・リード・パリーが担当した。
解禁された予告は、ケビンの「子供の頃からずっと “呪われた家族”と言われてた」というモノローグから始まり、元ヘビー級王者の父フリッツから指導を受けてトレーニングを行う兄弟たちの姿、弟の「父さんの厳しさは異常だ」「もう耐えられない」というセリフ、父が放つ「フォン・エリック家は勝ち続けるのが宿命だ」という言葉が収められている。
ポスターは、栄光のチャンピオンベルトを掲げるケビンを中心に、アイアンクローのポーズを決めるハリス・ディキンソンと物憂げな表情を浮かべるジェレミー・アレン・ホワイトが横に並び、「人生をかけて闘え」というコピーが添えられている。
『アイアンクロー』

4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:ショーン・ダーキン
出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、モーラ・ティアニー、スタンリー・シモンズ、ホルト・マッキャラニー、リリー・ジェームズ
2023年/アメリカ/英語/132分/カラー・モノクロ/ビスタ/原題:THE IRON CLAW/字幕翻訳:稲田嵯裕里/G
© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ
公式サイト:ironclaw.jp 公式X(旧Twitter):@IronclawJP
<ストーリー>
1980年初頭、プロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。父フリッツ(ホルト・マッキャラニー)は元AWA世界ヘビー級王者。そんな父親に育てられた息子の次男ケビン(ザック・エフロン)、三男デビッド(ハリス・ディキンソン)、四男ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)、五男マイク(スタンリー・シモンズ)ら兄弟は、父の教えに従いレスラーとしてデビュー、“プロレス界の頂点”を目指す。デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死する。さらにフォン・エリック家はここから悲劇に見舞われる。すでに幼い頃に長男ジャックJr.を亡くしており、いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは――