映画『Anatomy of a Fall』(英題)が2024年2月に日本公開される。
フランスで公開され、瞬く間に100万人動員の大ヒットを記録した同作。監督を務めたジュスティーヌ・トリエは、『第76回カンヌ国際映画祭』で⼥性監督として『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオン、『チタン』のジュリア・デュクルノーに続く3人目となるパルムドール受賞を果たした。
主演を務めたのは、『約束の宇宙』や『ありがとう、トニ・エルドマン』で知られるザンドラ・ヒュラー。脚本には、ジュスティーヌ・トリエ監督に加え、『ONODA 一万夜を越えて』で監督を務めたアルチュール・アラリが参加している。
また、同作は『第81回ゴールデングローブ賞』のドラマ部門作品賞、ドラマ部門主演女優賞、脚本賞、外国語映画賞の4部門にもノミネート。受賞発表は2024年1⽉8⽇(⽉)に行われる。
Anatomy of a Fall(英題)
出演:ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール
監督:ジュスティーヌ・トリエ『ヴィクトリア』
脚本:ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ
原題:Anatomie d’une chute|2023年|フランス|カラー|ビスタ|5.1chデジタル|152分|字幕翻訳:松﨑広幸|G
配給:ギャガ
ストーリー
人里離れた雪山の山荘で、男が転落死した。
男の妻に殺人容疑がかかり、唯一の証人は視覚障碍のある11歳の息子。これは事故か、自殺か、殺人か。
事件の真相を追っていく中で、次第に私たちのあらゆる価値感が崩れていく―。