果てとチークの舞台『くらいところからくるばけものはあかるくてみえない』が8月18日(金)から27日(日)まで東京・小竹向原のアトリエ春風舎で上演される。
果てとチークは、2016年に主宰の升味加耀がベルリンで旗揚げした演劇ユニット。2019年には升味作の『害悪』が、令和元年度北海道戯曲賞最終候補作に選出され、2020年には渋谷パルコによるカルチャーフェスティバル『P.O.N.D.』に招聘された。深刻な社会問題を突飛な設定で戯画的に描き、理不尽な差別への怒りと、未来へのささやかな希望を込めた作品作りを行っているという。
第6回目の本公演となる同作は、軽快な会話劇をベースに、宗教という体系における男女の役割の不均衡と、ミソジニー(女性嫌悪)、ミサンドリー(男性嫌悪)をテーマとして、1つの宗教団体とその周辺の人々を描く。
作・演出を務めるのは升味加耀。出演者には上野哲太郎、川隅奈保子、川村瑞樹、函波窓、佐藤英征、鈴木彩乃、林ちゑ、福井夏が名を連ねている。
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