太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)の来日公演『金夢島 L’ÎLE D’OR Kanemu-Jima』が、東京と京都で上演される。
太陽劇団は、1964 年にフランスで演出家アリアーヌ・ムヌーシュキンを中心に旗揚げされた、フランスのパリ郊外を中心に活動する演劇団体で、国際的評価の高い傑作を生み出し続けていることから「伝説の劇団」とも称されている。2019年にアリアーヌ・ムヌーシュキンが国際的な賞である『京都賞』の思想・芸術部門を受賞したことから、今回の来日公演が実現した。太陽劇団の来日公演が行われるのは22年ぶり。
『金夢島 L’ÎLE D’OR Kanemu-Jima』は、アリアーヌ・ムヌーシュキンが演出を務める、日本を思わせる架空の島『金夢島』での出来事を描いた作品。2021年に、太陽劇団の本拠地であるカルトゥーシュリで初演された。
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来日公演は、10月20日(金)から26日(木)まで東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウス、11月4日(土)と5日(日)に京都のロームシアター京都にて上演される。チケットは7月15日から発売開始。
アリアーヌ・ムヌーシュキン コメント
親愛なる日本の皆さんへ
太陽劇団は初来日から 22 年を経て、ようやく日本に帰ってこられることになりました。
2 年以上の忍耐と努力、希望と失望、コロナとマスク、悲しい別れもありました。
でも、ようやく夢が実現します!
私たちの新作『金夢島 l’île d’Or Kanemu-Jima』を皆さんにお見せできることに、 俳優、スタッフたち劇団員全員が大きな感動に包まれています。
私たちの舞台は、夢の中の日本、時には悪夢のような、想像上の、時には風変わりな 熱烈に愛する日本です。
私は日本から私生活や芸術において多くの恩恵を受けました。
この公演はそんな日本に対する情熱的な愛と限りない感謝の気持ちを込めたものです。
太陽劇団が皆さんのもとへ。
日本へ。
10 月に東京へ!11 月に京都へ!
とても待ち遠しいです。
大変光栄です、私たちは。
近いうちに!
アリアーヌ
「演劇とはまさに人間性の祭典そのものだ!」 (フセヴォロド・メイエルホリド)