『MOTコレクション 被膜虚実/特集展示 横尾忠則―水のように/生誕100年 サム・フランシス』が7月15日(土)から11月5日(日)まで東京都現代美術館で開催される。
MOTコレクションは東京都現代美術館の収蔵作品を会期ごとに様々な切り口で展示する展覧会で、今回は『被膜虚実(ひまくきょじつ)』『特集展示 横尾忠則―水のように』『生誕100年 サム・フランシス』の3つの展示で構成される。
『被膜虚実』では、新規収蔵された三上晴子の作品を起点に、ホンマタカシ、名和晃平らの1980年代末以降の作品を時系列でたどることができる。
三上晴子『スーツケース | World Membrane: Disposal Containers – Suitcases』『[スーツケース(黄)]』(1992-93)[部分]MOT コレクション展示風景 撮影:柳場大
ホンマタカシ『「TOKYO SUBURBIA 東京郊外」浦安マリナイースト 21、千葉県』(1995-1998)
名和晃平『PixCell-Deer #17』(2009) Photo: Nobutada OMOTE | Sandwich
また、『特集展示 横尾忠則―水のように』では水の表現に注目して作品が展示されるほか、横尾とゆかりの深いアンディ・ウォーホルなどの作品も紹介される。
横尾忠則 『暗夜行路 赤い闇から』(2001)
横尾忠則『シン・香港ナイト』(2021/2022)
『生誕100年 サム・フランシス』ではサイズの大きな絵画を楽しむことができる。
サム・フランシス (左から)『無題(SFP85-110)』『無題(SFP85-95)』『無題(SFP85-109)』(1985) 寄託(アサヒグループジャパン株式会社所蔵)MOT コレクション展示風景 撮影:柳場大