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TESTSETの4人が集った数奇な運命。LEO今井&永井聖一の2010年代の活動を振り返る

2024.11.13

TESTSET『EP2 TSTST』

#PR #MUSIC

高橋幸宏〜METAFIVEとの連続性の先で、TESTSETが目指すもの

ー蛇足なことを言いますけど、この前のZepp Shinjukuのライブでは“Glass”のカバーと“Yume No Ato”を続けて演奏したじゃないですか。そこにはやはり意図がありますよね。

永井:セットリストの叩き台を作ったのは砂原さんなんですが、意図的、ということでいいんじゃないですかね。“Glass”は去年もやったんですけど。

LEO:あの曲は幸宏さんの曲のなかでもちょっと暗くて不気味な感じの曲だから、音楽的にTESTSETにフィットするんじゃないかっていうのがまりんさんの発案だったと思うんですけど、“Yume No Ato”につなげたのは意図的ですね。

ーあの流れはグッとくるものがありました。

永井:そう思っていただけたら何よりです。

高橋幸宏『ニウロマンティック~ロマン神経症~』(1981年作)収録曲

ー今後のTESTSETの活動はどのように考えていますか?

LEO:このEPでポップな側面や穏やかな側面を見せたので、そういうところも踏まえつつ、2ndアルバムはリスナーをガツンとぶん殴るようなアルバムにしたいですね。今回のEPだと“Interface”のような、ああいうアタック感のあるもの、ダンサブルなものがメインでやりたいものではあるので。でも一番重要なのは、それがよりこの四人でしか作り上げられないオリジナルなサウンドになっている、ということですね。

TESTSET『EP2 TSTST』収録曲

永井:まだまだ道半ばな感じがしているので、次のアルバムがこのバンドとしての正解だとは全然言えないんだけど、何となくTESTSETというバンド、生命体としてのカラーが見えてきたうえで、でもそれをも裏切るようなエッセンスも次のアルバムには入る気がします。

とにかく、これからもまだまだ続けたいバンドなので、みんなが曲を書いて、バンドが回転し続けられる限りは、ライブもしたいしアルバムも出したい……言ってることが全然まとまってないですけど(笑)、それくらいこのバンドに対する想いが強くあるので、その分まだまだ続けられると思う。でもLEOくんが言ったみたいに、作品を重ねるごとに、よりこの四人でしかできないものになっていくのは間違いないと思います。

TESTSETアーティスト写真(左から:永井聖一、LEO今井、砂原良徳、白根賢一)

TESTSET 『EP2 TSTST』

2024年10月9日(水)リリース

1. Sing City(Edit)
2. Interface
3. Crybaby Drop
4. Yume No Ato

https://testset.lnk.to/EP2

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