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「人生博覧会」ドラマ『対岸の家事』が描く令和の夫婦と親子の対話

2025.6.3

#MOVIE

©TBS
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背中を押す“お守り”のような家事ドラマの金字塔へ

専業主婦である自分を恨んでいた白山はるか(織田梨沙)と向き合った詩穂©TBS
専業主婦である自分を恨んでいた白山はるか(織田梨沙)と向き合った詩穂©TBS

『対岸の家事』が放送されているTBS火曜22時~の「火曜ドラマ」は、2014年から10年以上つづく歴史あるドラマ放送枠だ。特に、恋愛ドラマが放送されることが多く、『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)や『カルテット』(2017年)をはじめ、さまざまな名作が放送されてきた。

近年では、『対岸の家事』と同じ朱野帰子の小説が原作の『わたし、定時で帰ります。』(2019年)や多部未華子主演の『私の家政夫ナギサさん』(2020年)、『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(2023年)、『西園寺さんは家事をしない』(2024年)など、恋愛だけにとどまらず仕事や家庭などを含めた女性の生き方全体に焦点を当てた作品が増えている。『対岸の家事』は、これまで火曜ドラマが描いてきた女性の生き方を作品の中心に置きながら、多様化した価値観にも触れていく“人生博覧会”のようなドラマだった。

令和時代の家庭の問題、生き方の選択を克明に描いた「家事ドラマ」の金字塔となった本作。これから先も、誰かの人生を支え、背中を押す“お守り”のようなドラマとして語り継がれることだろう。

『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』

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TBSにて毎週火曜よる10時から放送中
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/taigannokaji_tbs/

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