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宇佐美が過去と向き合い、航空救難団の存在意義が描かれた後半戦

一人前のPJを育てる救難教育隊の過酷さに焦点をあてた前半戦。7人でスタートした訓練生もいまや5人に。選抜試験初の女性合格者として期待されていた藤木(石井杏奈)は、山岳訓練で重傷を負い、第5話で無念の辞退。自衛隊幹部の父に反発し、キャリアではなく現場の道を選んだ長谷部(渡辺碧斗)は、宇佐美の背中を見つめるうちに、指導者への夢を抱き、第7話で新たな道に旅立った。現在残っているのは、沢井(神尾楓珠)、白河(前田拳太郎)、西谷(草間リチャード敬太)、東海林(犬飼貴丈)、近藤(前田旺志郎)だ。
後半戦は、圧倒的な体力と精神力で学生たちを導いてきた熱血教官・宇佐美の拭いきれない過去への後悔と同時に、航空救難団という組織そのものの存在意義が描かれた。