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大石晴子とは何者か。そのパーソナリティとキャリアをインタビューで紐解く

2025.2.5

大石晴子『サテンの月』『沢山』

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本格的に音楽活動を始めた早稲田大学時代

―早稲田大学で音楽サークルに入って、そこから本格的に歌うようになったそうですね。

大石:ブラックミュージックをカバーするサークルに入りました。早稲田はたくさん音楽サークルがあるので、最初は色んなジャンルを見て回ったんですけど、新歓ライブで見たソウルやファンクが格好良くて。セッションに行くと、みんな楽譜も見ずにその場でキーを変えながら演奏していて新鮮でした。

―ちなみに、楽器はいつ頃からどの程度やっていたんですか?

大石:小学生の頃、クラシックピアノを習ってました。中学に入って練習が続かずやめてしまったんですけど、中高でも家に帰って時間があると、それこそGRAPEVINEを弾き語りしたり。あとは家にあったアコースティックギターを触ってコードを覚えてみたり。サークルに入ってからも歌だけだったので、楽器演奏にのめり込むということは特になかったですけど、ピアノやギターに馴染みがあったのはその後作曲を始める上で幸運だったと思います。

ー大学では主にコピーをしていて、コリーヌ・ベイリー・レイやミニー・リパートンを歌っていたそうですね。クレオ・ソルもお好きだそうで、パワフルに歌い上げるよりは、もうちょっとスムースで、クールさもありつつ、じんわり熱もあるみたいな、そういう感覚に通じるものがあるのかなと。

大石:サークルには声量があって歌が上手い子がいて、自分はそれができなくてもいいかと思いました。大きな声を、高い声を出せなくても歌える歌は沢山ある。サークル時代に、自分がどういう歌を歌えるのか、歌いたいのかを身をもって知れたのは大きかったと思います。

ー大学卒業後にオリジナルでの活動を始めたそうですが、進路についてはどのように考えていましたか?

大石:サークルを引退して大学を卒業してからも、「音楽をやめる」みたいなことは考えたことなかったです。それで、続けるなら自分で作った曲を歌いたいし、そうするべきだと感じました。水餃子屋さんで働きながら、オリジナル楽曲の制作やライブ活動を本格的に始めました。

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