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the telephones×PAPUN BAND対談『ドラクエ』で超えた国境と生まれたグルーヴ

2025.1.17

「PAPUN BAND×the telephones Presents LV1 to LV99 Tour -GAME START-」

#PR #MUSIC

サントラを聴くためだけにゲームを起動することもあるくらいゲーム音楽が好き。(Shiny)

ーいい関係性ですね(笑)。じゃあ今回のコラボ曲が2曲ともゲーム音楽がテーマになっているのは、特に話し合って決めたわけではなく、もともとShinyがドラクエを基に曲を作ったから、石毛さんもゲームを基に曲を作った、みたいな流れなんですか?

石毛:そうですね。Shinyから最初にもらったデモにゲームっぽい音が入っていたので、それに乗っかる形でアレンジをして返したんです。で、それを聴いて僕も曲を作りたくなっちゃって、できたのが“Zan“讚””。ゲーム要素をこの曲にもめちゃめちゃ入れたら“LV99 勇者”と親和性も出て、結果オーライでした。2バンドで曲を作るなら、何か共通してるものはあった方がいいと思ったし、それがゲームだったっていうのは、きっとお互いの中に潜在的にあったもので、だから自然と出てきた感じじゃないですかね。

ーShinyさんはもともとゲーム音楽がお好きだったんですか?

Shiny:そうですね。『キングダムハーツ』の街のBGMも好きだし、オープニング音楽も好きです(スマホで『クロノ・クロス』や『封神演義』の画像を見せる)。これらの音楽を聴くために、ゲームをわざわざ起動していたくらいです。

ーShinyさんは『ペルソナ』の音楽もお好きだそうですね。

Shiny:本当に大好きです。ゲームを語る上で、サントラが果たす役割も大きいと思います。サントラCDが付属する豪華版も購入して、iTunesに入れて何度も聴きました。『ペルソナ』のサントラ音楽を聴くためだけにゲームを起動することもあるくらいです。

松本誠治がオーナーを務めるまぜそば屋「まぜそば誠治」にPAPUN BANDチームが訪れた際の記念写真

ー今やゲーム音楽は世界で聴かれる日本の音楽の1ジャンルとして確立されていて、『ペルソナ』シリーズを手がけるアトラスサウンドチームはSpotifyが2024年末に発表した「海外で最も再生された国内アーティスト」のランキングで3位だったりするんですよね。

石毛:僕は『ペルソナ』はやってないので、誠治くんとかノブ(岡本伸明 /  the telephonesのシンセサイザー)に聞いて、いろいろ教えてもらったんですけど、確かに独特というか、他の国ではあんまり聴いたことがないような音楽ですよね。ジャンル名でも上手く形容できない、そういう日本の音楽が海外でも評価されるというのは、すごくいい時代だなと思います。

Shiny:日本と比べたら、台湾生まれのゲームは1990年代の『軒轅剣』くらいしかないし、完成度も日本のものほど高くなくて。日本のゲーム音楽は本当にレベルが高いなと思います。

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