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『ジュラシック・ワールド/復活の大地』レビュー 第1作を初めて見た興奮を思い出す

2025.8.8

#MOVIE

3大恐竜を制覇していくすごろく的なストーリー

物語は、「科学者を含む秘密工作の敏腕チームが、人類を救う新薬の開発のため、陸・海・空の3大恐竜のDNAを採取する冒険に出る」というシンプルな筋立てだ。公式サイトに書かれた、それぞれの恐竜の紹介も心をくすぐる。

ティタノサウルス
[体長20メートル超、体重13トン以上」
地上最大級の草食恐竜で、大地を揺るがす“動く要塞”。

モササウルス
[体長30メートル超、体重18トン以上]
海を支配した巨大海棲爬虫類。
強靭なアゴと圧倒的なスピードで、獲物を逃さない“海の覇者”。

ケツアルコアトルス
[翼開長は最大10メートル以上]
空を舞う史上最大級の翼竜。
空中から獲物を急襲する“空の支配者”

こうした少年心をくすぐる巨大な恐竜を登場させるためとはいえ、「心臓が大きい恐竜のDNAは心疾患に効く」という豪快な設定には、皮肉混じりの感心を覚える。脚本を担当したデヴィッド・コープによると「生存期間が異様に長く、心疾患の発症率が非常に低い恐竜がいた」ことから着想を得たという。現代における最大の死因は心疾患であり、「生命は必ず道を見つける」というシリーズの核となるテーマにもピタリとマッチする筋書きとなっている、とも言える。

また、その3大恐竜を「制覇」していくストーリー構成は、まるですごろくのようである。目指す「大きなマス」に辿り着こうとしても、別の恐竜に襲われるなどのアクシンデントが続出し、計画通りにはなかなかいかず、そのたびに臨機応変に対応するしかない……まさにサイコロを振って進むような、運任せの旅路にも思えてくる。

しかも、「別のプレイヤー」的なチームも登場する。一般人の家族が、海上で恐竜に襲われ船が転覆し、偶然通りがかった工作員チームに助けられるものの、やはりアクシデントに遭い離れ離れになり、なんとか追いつこうとするのだ。「最初は並走していたのに、気づけば差がついていた」という展開もまた、すごろく的だ。

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