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雑魚ドールは、音楽活動・被写体・文章の執筆など様々な方法を通じて自分を表現する

2025.10.11

#MUSIC

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

9月10日は、映画監督の木村ナイマさんからの紹介で、音楽活動のほか被写体としても活動している雑魚ドールさんが登場。木村ナイマさんとの出会いや、楽曲制作の方法などについて伺いました。

木村ナイマが作る映画のストーリーは、自分のバックボーンと近い部分がある

Celeina(MC):雑魚ドールさんは2003年生まれで、神奈川県横浜市出身。被写体、文章、音楽など様々な活動をしながら、本来の輪郭をラフスケッチしている最中の、少女兼ラッパーでいらっしゃいます。雑魚ドールさんの楽曲“琲世ねんね”が、昨日のゲスト・木村ナイマさんが監督された映画『天使たち』の主題歌に選ばれたそうですね。その経緯をお伺いしてもいいですか?

雑魚ドール:木村ナイマさんと初めて会ったのは2、3年前くらいで、自分がまだ雑魚ドールとして活動し始めたばかりだった頃でした。すごく小さい箱でライブをした時に、本当にたまたまナイマちゃんがライブを観てくださっていたんです。その後、私が友達とギャラリーを共同開催した時に名刺を渡しに来てくれて、「いつかご一緒できたら嬉しいです」と声をかけてもらいました。 その時は何だかよくわかっていなかったんですが、何年か後に「映画に起用したい」と言ってくれて、すごく心がポカポカになりました。

Celeina:今、BGMで“琲世ねんね”が流れていますね。昨日、木村さんにも少しお2人の関係性については伺いましたが、木村ナイマさんの映画の世界観と、雑魚ドールさんの音楽はどういう形でマッチしていったんでしょうか? 映像は先に見られていたんですか?

雑魚ドール:映画のストーリーや内容は、主題歌を担当すると決まる時までは知らなかったです。木村ナイマちゃんが『天使たち』の前に撮影した『ファースト・ピアス』という短編映画もあるんですけど、その映画と今回の『天使たち』という映画のストーリーは、自分のバックボーンとすごく近しい部分があって。なんだか血が繋がっているような感覚があったので、ナイマちゃんの千里眼で勝手に見抜いてくれたんだと思います。なんだかすごくほっとしたのを覚えていますね。

タカノ(MC):出会うべくして出会ったお2人なんですね。

雑魚ドール:一昨日も、しんぱち食堂というお店で一緒にご飯を食べていました。

SoundCloudは自分の自由帳のように使っている

Celeina:“琲世ねんね”は3年前には作り上げていたと伺っているんですが、作ってすぐにはリリースしなかったそうですね。

雑魚ドール:ややこしいんですが、曲ができた3年前のタイミングで、SoundCloudには投稿していたんです。SoundCloudは自分の自由帳みたいな感じで使っているので。ただ配信リリースはまだしていなくて、9月17日(水)にサブスクで1stシングルとしてリリースします。

タカノ:おめでとうございます!

雑魚ドール:春から夏にかけて、“琲世ねんね”をエンディングに使ってくれた『天使たち』が上映されていたので、その後にリリースという形ですね。

Celeina:この楽曲って、トラックとかも全部ご自身で手がけられているんですか?

雑魚ドール:トラックは、トラックメイカーの方が作ったものがフリーで転がっていたりするので、それをつまんで探したりしています。

Celeina:なるほど。あとは宅録で歌を録音したりして仕上げるという感じで?

雑魚ドール:そうです。

タカノ:音楽はもともとやっていたんですか?

雑魚ドール:昔からやっていたわけではないんですが、両親がレゲエとかジャズをやっている夫婦でした。

タカノ:プレーヤーということですか?

雑魚ドール:そうです。父がバンドをやっていて、母はボーカルをしていて。

Celeina:じゃあ知らないうちに自分の中に音楽があったんですね。

雑魚ドール:楽器とすごく近いところにいました。自分は弾けないんですけどね。色々な世界観の音楽に触れる機会が多かったかもしれないです。

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