グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
7月28日は、番組からの推薦で、「MOUNTAIN RESEARCH」の内田隆法さんが登場。愛犬GEOと参加した今年の『フジロック』についてのほか、趣味のコーヒーやヴィンテージアイテム収集、愛犬と過ごす夏の予定なども伺いました。
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『フジロック』歴24年、今年は愛犬GEOと過ごす
Celeina(MC):私たちと同じく『フジロック(FUJI ROCK FESTIVAL)』直後の、「MOUNTAIN RESEARCH」の内田隆法さんをお迎えしました。現地入りされたのはいつ頃でしたか?
内田:金曜日の早朝に現地に到着しました。
タカノ(MC):がっつりと3日間参加されたんですね。今回で『フジロック』は何回目のご参加になりますか?
内田:2001年から参加していますので、中止の年も含めて今回で24回目になります。
Celeina:凄い! 大先輩ですね。24回も参加されている内田さんが感じる、今年の『フジロック』のハイライトはどこにありましたか?
内田:今年はVulfpeckを目的に行きましたので、彼らのライブを見ることに集中していました。
タカノ:本当に素晴らしかったですよね、僕も感動しました。初来日ということで、映像でしか見たことがなかった彼らが目の前にいて、非常に興奮しました。
Celeina:メンバー間のゆるさというか、自然体な雰囲気も魅力的でしたね。
内田:誰がどの楽器を演奏しても、自然と音楽が成立するような感覚がありました。
Celeina:GREEN STAGEでは、どのあたりでご覧になっていましたか?
内田:中央前方から5、6人目の位置で観ていました。
Celeina:かなり前方ですね。
内田:山下達郎さんのステージ時にモッシュピットの中央に入りました。
タカノ:達郎さんも本当に素晴らしかったですし、Vulfpeckも最高でした。あの場を皆で共有できたことは、本当に嬉しかったですね。
Celeina:今回はご家族が増えての参加だったんですよね?
内田:昨年9月からシベリアンハスキーのGEOを飼っていて、どうしようか迷っていたのですが、最終的に一緒に連れて行くことにしました。
Celeina:ワンちゃんと一緒の『フジロック』だったのですね。
タカノ:GEOくんは何歳ですか?
内田:今日でちょうど1歳1ヶ月です。もう少し大きくなってほしいと思っていますが、現在は22kg前後で成長が止まっています。あと5〜6kg大きくなれば理想的です。
タカノ:『フジロック』内での行動は、どうされていたのですか?
内田:会場内にはGEOを連れて行けないので、日中はポータブルの冷房機器を使って車内を涼しく保ち、基本的には車内で待機してもらっていました。SUVにケージを設置し、妻と交代で様子を見に戻るようにしていましたね。
Celeina:白に茶色の模様が入ったシベリアンハスキーのGEOくん、ゲート前で撮られたご家族写真もとても可愛らしかったですね。
内田:ドッグランもあるそうなのですが、木曜入りから月曜まで一切車を動かせないエリアにあり、我々はそのエリアには行けなかったんです。早朝とステージ終演後に車に戻ってから、2時間ほど散歩させていたので、GEOは昼間は疲れて爆睡していました。
Celeina:自然の中での散歩はきっと楽しいでしょうね。
内田:ただ、日が昇ると気温が上がってしまうので、散歩できる時間は限られているんです。
タカノ:人間も含めて、命あるもの全てにとって昼間は厳しいですからね。でも、タイムテーブルに縛られない自由なフジロックを体験されたのは、さすがベテランのスタイルですね。
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イギリスから焙煎機を取り寄せるほど、コーヒーにハマっている
Celeina:さて、内田さんはファッションブランド「MOUNTAIN RESEARCH」のセールスをされていますが、アウトドアだけでなく、ご自宅で過ごすこともお好きだと伺いました。
内田:そうですね。外出する時と自宅での時間のオン・オフが、わりとはっきりしています。
Celeina:オフの自宅では、どのように過ごされていますか?
内田:この2年ほど、コーヒーにハマっており、今では焙煎も自宅で行っています。
Celeina:緑の生豆からフライパンのようなもので煎るのですか?
内田:イギリスから取り寄せた、家庭用の小さい焙煎機を使っています。個人が製作しているものなんですが、焙煎して、豆を挽いて、エスプレッソマシンで抽出するまで、自宅で楽しんでいます。
タカノ:まるでお店のようですね。
内田:その過程自体を楽しんでいるので、美味しいかどうかはわかりませんが(笑)。
Celeina:焙煎から抽出まで、1回の作業にはどれくらいの時間がかかるのですか?
内田:準備が整っていれば焙煎は20分程度です。豆の量を測って焙煎し、なくなれば次の分を焙煎するというサイクルです。
Celeina:思ったより時間はかからないのですね。家で焙煎すると味に違いはありますか?
内田:焙煎度合いで味の調整ができます。私は酸味が苦手なので深煎りにして酸味を抑えることが多いです。浅煎りにすると酸味が強くなるので、同じ豆でも焙煎度合いで味を楽しめるんです。
Celeina:面白いですね。豆は同じでも味が変わるんですね。やはり自宅のコーヒーが一番おいしいですか?
内田:時間を気にせずに飲めるので、一番気楽ですね。