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エディター / ライターの市谷未希子は、『フジロック』に行く前に友人と予習会を開く

2025.7.31

#MUSIC

『フジロック』に行く前に予習会を開いて、当日のシミュレーションをする

Celeina:まさにフジロッカーですね。そこからはコロナ禍以外はほとんど毎年参加されているということですが、ハマった理由やきっかけはあったんですか?

市谷:まさに今話したみたいに、最初の『フジロック』で解き放たれたような気分になれたこと。美容師のアシスタントをしていると、休みの日でもずっとモデルさんを探したりするので、いつも仕事のことが頭の片隅にあるんですよね。でも、『フジロック』ではもちろんそんなことをしなくていい。それだけでもう最高だってなっちゃって。

あと、『フジロック』に行くと、音楽が好きな人しかいないんですよね。「山好きに悪い人はいない」じゃないですけど、「フジロッカーに悪い人はいない」んじゃないかと思うほど。だから「このユートピアにまた来年も帰ってきたい」と思って、毎年行くようになりました。

タカノ:「ユートピア」! パワーワードが出ましたね。市谷さん流の『フジロック』の楽しみ方はあるんですか?

市谷:年々体力の衰えを感じているので、昔みたいなエネルギッシュな遊び方はできないですが、事前に友達と予習会を開いたりします。

Celeina:すごい! 予習会をされるんですね。どんなことをされるんですか?

市谷:2つくらいグループがあって。1つは、初回の時に連れて行っていただいたお客さんのご夫婦を含めた40〜50代くらいで集まっているグループです。代官山にある「立道屋」という、ロッカーたちが集まる居酒屋とか、『フジロック』でずっとお店を出していた「ながおか屋」さんに一緒に行ったりして、タイムテーブルを眺めながら、見たいアーティストにマーカーを引くという、アナログな予習会をします。もう1つは、友達たちとのグループ。家で集まってYouTubeをずっとかけながら、知らないアーティストをひたすら検索していますね。

Celeina:すごくいいですね! そんな友達が欲しいです。

市谷:ぜひ来てください(笑)。予習しておくと、自分のタイムテーブルができるじゃないですか。 もちろん行けるものは全部行きたいんですけど、その中でも自分がどのステージで1番前に行って、全力で楽しむのかをまず決める。そこに向けて、お手洗いやご飯を含めて全ての調整をしていくのが、毎回のルーティーンになっているかもしれないですね。

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