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映画監督の空音央は、友人との関係が変化した過去の経験から『HAPPYEND』を構想した

2025.6.6

#MOVIE

映画を作る上で大切にしているのは「ユーモア」

タカノ:次の作品のアイデアがもう既にあると伺いました。

空:アイディアはいくつもあるんですが、どれもコメディ要素が強く入ってきますね。そのうちの1つは、お葬式の話を入れて作ってみようかなと思っています。最近、自分の家族や、他の人のお葬式に行くことが度々あるんですが、なぜか知らないけどクスッと笑えるようなことがいつも起こるんです。

タカノ:独特なシチュエーションだからこそ生まれる笑いがあるんですかね。

空:笑ってはいけない状況って面白くなってしまう時もあるじゃないですか。僕の場合は、自分の肉親の葬儀に、幸いにも割と気持ちが整理できた状態で臨むことができたからかもしれないんですけど。

Celeina:モチーフは何であれ、ユーモアやコメディという部分を大事にされているのでしょうか?

空:そうですね。僕がそういう性格なんでしょうね。

Celeina:ユーモアを通して、物事をもっと柔らかく伝えていきたいという感じですか?

空:ユーモラスな状況に目がいくんだと思います。道で歩いていたり、人と会ったりする時に、「これはネタにできるかもしれない」と思ったことをメモするアイデア帳をいつも持っているんです。僕は「ミソ帳」と呼んでいるんですけど。

Celeina:「ネタ帳」というのはよく聞きますけど、「ミソ帳」もあるんですね。

空:1950年代の日本の脚本家や監督たちが「ミソ帳」と呼んでいたので、僕もそう呼んでいるんです。

Celeina:いいですね。映画『HAPPYEND』は現在U-NEXTで見ることができますので、映画館で観られなかったという方は、ぜひこちらからチェックしてください。さあ、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?

空:アーティスト / 活動家の滝朝子さんです。『HAPPYEND』の話にも関わってくるんですが、滝さんは入管の問題に関わりながらアートを通して表現していらっしゃいます。活動家としてもアクティブに社会運動をしていて、すごく素晴らしい方です。

Celeina:明日はアーティスト / 活動家の滝朝子さんに繋ぎたいと思います。「FIST BUMP」、本日は映像作家 / 映画監督の空音央さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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