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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

イラストレーターのKanbin Nagataは、思わぬ形で犬と出会うシチュエーションに憧れる

2025.6.4

#BOOK

友達も犬も近くにいる、宜蘭での暮らし

タカノ:Kanbinちゃんは台湾で暮らされていて、今は日本に帰ってきていますが、その前も色んな国に行かれていたんですよね?

Kanbin:行っていました。そのときからずっと犬を飼っているんですよ。幼稚園ぐらいのときにオーストリアで純血のダックスフントを飼っていて、その子とは一緒にドイツにも行きました。日本に帰ってからは、雑種の保護犬の子を引き取って、この間まで住んでいた台湾でも雑種のワンちゃんを引き取ってという感じで。

Celeina: 台湾で一緒に住んでいたワンちゃんは、本にもたくさん登場する「ヤンズ」ですね!

タカノ:このコミックエッセイでは、台湾の暮らしの様子が描かれているのもすごく魅力でした。ワンちゃんエピソードとは別で、出てくるご飯の話などから、その町の過ごし方や空気感が感じられるのがいいですよね。Kanbinちゃんが住んでいたのは、台湾のどの辺りなんですか?

Kanbin:台北の南東で、台北から高速バスで1時間ぐらいの宜蘭(イーラン)という町です。日本に例えると、東京から見た茨城くらいの距離感の田舎町ですね。

タカノ:どんな暮らしぶりでしたか?

Kanbin:平和でのどかな場所で、すごくコンパクトなんですよ。 ご飯屋さんがたくさんある繁華街的なエリアと農村のエリアがあるんですが、その間もバイクだと10分ぐらいで、生活圏がギュッとしていました。友達も犬もその中にたくさんいて、暮らしているとみんなに会える、すごく住みやすいところです。

Celeina: このコミックエッセイを読んで、とても行ってみたくなりました。

Kanbin:私も行きたいです。

Celeina: もう戻りたくなっていますね(笑)。『台湾「ワン」ダフルライフ』には、犬と仲良くなるための中国語を紹介しているページもありますね。少し教えていただけますか?

Kanbin:色々ありますよ。今飼っている犬の「ヤンズ」には、マテ、オスワリ、ヨシは中国語で教えたんです。オスワリは「ツォー」、マテは「デン」、ヨシは「ハオ」と言います。

タカノ:難しいですね。Kanbinちゃんは、中国語は結構話せるんですか?

Kanbin:すごく適当な会話ならできます。

タカノ:日本に来てから、ヤンズには日本語と中国語をミックスして話しかけているんですか?

Kanbin:そうですね。とは言っても「オスワリ」とか、4つくらいの単語しかないですが。

Celeina: もう、ヤンズも十分バイリンガルですよ。

タカノ:日本語も理解しているのかな?

Celeina: 今、一生懸命吸収しているんじゃないですかね。

Kanbin:吸収中です。

タカノ:いいですね。『台湾「ワン」ダフルライフ』は皆さんにも読んで欲しいです。

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