メインコンテンツまでスキップ
NEWS EVENT SPECIAL SERIES

「BLOCKHEAD MOTORS」のJUN WATANABEは、ラジコンをかっこいいカルチャーにする

2025.5.2

#OTHER

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

3月3日は、番組からの推薦で、ラジコン専門店「BLOCKHEAD MOTORS」のオーナー兼デザイナーのJUN WATANABEさんが登場。ラジコン専門店を始めたきっかけや、TAMIYAとのコラボモデルの話などについて伺いました。

「BLOCKHEAD MOTORS」は、デザインしたラジコンをInstagramにアップしたのが始まり

タカノ(MC):ラジコン専門店ということですが、「ラジコンカー」のラジコンということですよね?

WATANABE:そうです、ラジコンカーです。あまり聞かないですか?

タカノ:子供の頃はよく聞いていましたが、最近聞かないですね。

Celeina(MC):私も子供の頃によく聞いた印象があります。

WATANABE:ラジコンカーは、ちょうど自分が子供の頃の、1980年代に大ブームが起こりましたね。

タカノ:専門店ということですが、商品のラインナップはどういったものになるんですか?

WATANABE:自分がセレクトしているのは、「TAMIYA」というメーカーのものです。静岡にある世界的な模型メーカーさんなんですが、そのメーカーさんが1980年代に出していたラジコンカーを中心に取り扱っています。それ以外にも、アパレルや、ラジコンに貼ってドレスアップしていくステッカー、パーツなんかも取り扱っています。

タカノ:WATANABEさんとしては、1980年代のTAMIYAにこだわりがあるんですか?

WATANABE:そうですね。幼少期に受けた衝撃って今でも忘れられないですし、同時に「あの時はすごかった」という同年代の人もやっぱり多いんですよ。デザイン的に色褪せないあたりも、僕は大好きですね。

Celeina:そんな「BLOCKHEAD MOTORS」は、日本をはじめ世界中にファンがいるオンラインショップ発の実店舗ということで。ラジコン専門店を始められたきっかけから伺えますか?

WATANABE:もともと「BLOCKHEAD MOTORS」は、自分がグラフィックデザイナーとしてずっと活動してきたスキルをラジコンに全力投球でぶつけて、かっこよく仕上げて写真を撮って、Instagramにアップする活動から始まりました。自宅の机の上でやるので、これを「デスクトップガレージ」と呼んでいるんですけど。

Celeina:卓上のガレージということですね!

WATANABE:そうです。Instagramで徐々にファンが増えていったんですが、Instagramだけだとちょっとリアリティがないなと思ったんです。すごくかっこよく写真を撮っているけど、自宅の机の上でしかないし、もっとリアルな場所があって、お客様が来てくれるようになったら、自分が思っている「BLOCKHEAD MOTORS」でやりたいことや表現したいことがよりリアリティを増すんじゃないかなと思いました。あとは、町の模型屋さんってあまり見かけなくなってきているので、今あえてやってみたいなという思いもあって、オープンすることになりました。

タカノ:僕も子供の頃はラジコンに憧れがあったんですけど、大人になってからは離れてしまった感じがします。でも大人でもすごく夢中になれそうですよね。

WATANABE:そうなんですよ。大人っぽいおもちゃというか。作る楽しみもありますし、走らせる時も思っている以上に本格的なんですよ。 僕は今47歳ですけれども、僕くらいの世代でハマっている人が急増中ですね。

Celeina:子供の時に触れるラジコンと、大人になってから触れるラジコンって、グレードとかはちょっと違うんでしょうか?

WATANABE:ラジコンもいろいろ種類があるんですけど、僕らが取り扱っているのは、自分で買って組み立てる、いわゆる「ホビーラジコン」といわれるものです。どこかパワーアップしたいところがあったら、自分でそのパーツを組み替えたりとか、消耗していくパーツがあったら交換したりします。わりとメカニズムも実車に近くて、長く付き合っていくことができるんです。買って終わりじゃなくて、買った時がスタートみたいな感じです。

ラジコンをかっこいいカルチャーとして盛り上げたい

タカノ:カスタマイズする楽しさがあるんですね。 そして今日は、そんなTAMIYAとのコラボラジコンカーを持ってきていただきました。

Celeina:スタジオにあります。3つとも全部コラボしたものですか?

WATANABE:コラボしたのは水色のもので、「ワイルドワンオフローダー BLOCKHEAD MOTORS」というモデルです。

タカノ:両手で抱えるくらいで、結構大きいですね。 中に人が乗っていて、かなりリアルな作りです。

Celeina:中の人はヘルメットをしていますよ。

WATANABE:もともと自分はアパレル出身なんですが、その頃にスケートボード、ファッション、音楽など、いろいろなカルチャーに憧れていました。でも、ラジコンはどちらかというとそれらとはちょっと違う世界にいるんです。だから、僕がもう少しラジコンをかっこよくしたいと勝手な使命感を持っているんです。

タカノ:カルチャーとして盛り上げたいみたいな?

WATANABE:そうなんですよ。ファッションや音楽といったカルチャーにラジコンを仲間入りさせてほしい、という思いがあってお店を始めんですけれども、とうとうTAMIYAさんから「BLOCKHEAD MOTORS」の名前がついたモデルを出すことができました。

Celeina:すごいことですね。TAMIYAさんは結構コラボしているんですか? それとも「BLOCKHEAD MOTORS」くらいなんでしょうか。

WATANABE:本当にあまりコラボしていないと思いますね。

Celeina:では本当にスペシャルなコラボということですね。ラジコンを実際に走らせた動画が今、『GRAND MARQUEE』のXに上がっているとのことなので、こちらもぜひチェックしてもらいたいです。スピードが結構出るんですね?

WATANABE:そうですね。

Celeina:スタジオでも走らせていただけるそうです!

タカノ:黄色いラジコンを走らせていただきます。手のひらサイズで可愛いんですが、速度は速いですね。

WATANABE:今走らせているのは、室内でも操作できるモデルなんですけど、ちょっと大きな方は一応屋外用なんです。

タカノ:細かいカーブを曲がれたりするんですね。

WATANABE:そうなんです。結構小回りがききます。

Celeina:J-WAVEのスタジオをラジコンが走るのは初めてじゃないですか(笑)。見ているだけでもワクワクしてきますね。

タカノ:このラジコンは遠くまで走らせられるんですか?

WATANABE:かなり遠くまで走らせることができます。試したことはないんですけど、なんなら見えなくなりそうなくらいまで行くと思います。

タカノ:コントローラーの操作とか難しそうですけどね。練習が必要そうというか。

WATANABE:割と誰でも簡単に操作できると思いますよ。

タカノ:今コントローラーを見せていただいているんですが、ガンシューティングゲームのローラーみたいな感じなんですね。

WATANABE:昔からラジコンはこのスタイルなんですよ。

タカノ:これちょっと欲しくなっちゃうな……! 皆さんもぜひ『GRAND MARQUEE』のXに上がっている動画を見てみてください。廊下にあるJ-WAVEのロゴの前を走っています。

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS