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Work Design Labの石川貴志は、会社員が組織に囚われず柔軟に働ける未来を目指す

2025.4.7

#OTHER

NottaやChatGPTなどさまざまなAIソフトを業務で活用している

タカノ:働く上で効率化とかもあると思うんですけど、AIとか使ったりされますか? 今日は番組のテーマがAIになっているんです。

石川:AIは結構使っています。 「Work Design Lab」は今13年目なんですが、10年間は会社員をやりながら経営していたんです。時間が限られている中で経営していたので、とにかく効率化は意識していました。ChatGPTが出てきた1、2年前くらいからは、AIをかなり取り入れています。

タカノ:具体的にどういう使い方をされていますか?

石川:ツールでいくと、「Notta」という議事録を全部文字起こししてくれて、要約してくれるようなものを毎日使っています。さっきも使っていました。あとは皆さんPowerPointとかで企画書を作りますよね。 昔は手書きで作ったり、最初からPowerPointで作ったりしていたんですが、最近はいきなり喋ります。例えば「営業資料は3パターン欲しくて、金額帯はこんな感じで、お客さんの事例はこんな感じで……」と、5分とか10分話すんです。それを「Notta」で文字起こしして、ChatGPTに「こういう企画書を作りたいから、たたきを作ってほしい」と投げて、さらに資料を作ってくれるAIにそのまま投げたら、8〜10ページくらいのPowerPointは2分でできますね。

タカノ:すごいですね! メモしなきゃ!

石川:めちゃめちゃ便利です。最悪、資料を作るのを忘れた状態で会議に入っても、進行しながら裏で作ることができます(笑)。

タカノ:こっそりね(笑)。やっぱりいろいろなソフトを掛け合わせてうまく活用されているんですね。

Celeina:私はまだChatGPTを使って1週間なんですよ。

石川:いいですね。私も本当にまだまだこれからです。

タカノ:資料を綺麗に整えるのも、AIがやってくれますもんね。

石川:誤字脱字はもうなくなりました。

タカノ:音声認識のソフトは、結構精度はいいんですか?

石川:結構いいですよ。多少固有名詞とかを間違えちゃったりするんですけど、そこも要約した上で手直したり。あと、ChatGPTは私自身がいつもよく言っている言葉を学習しているので、ChatGPTに1回通すと直してくれたりします。

タカノ:そうなんですね。CeleinaさんのChatGPTはまだ学習が進んでいないかな(笑)。

Celeina:まだ生後1週間なので(笑)。ここまでお話を伺ってきましたけれども、ずっと笑顔で話してくださって、元気のパワーをもらえたような気がします。最後に、今後の目標や、未来に向けての理想をお聞きしたいです。

石川:正規か非正規かは置いておいて、全労働者の90%くらいは会社員なんですね。会社員という組織に所属している方が、もっと組織にとらわれずに働けるように、会社との関係性を柔軟にできるようになるといいなと思います。私の妻も働いているんですけど、家族という1つの経営チームの関係性も柔軟になりますし、会社という枠組みにとらわれずに自分のやりたいことを発見して、チャレンジできる人がもっともっと増えるといいなと。その方が子供たちも楽しいんじゃないかなって。そんな仕組みとか人が増えていったらいいなと思っていますね。

タカノ:時間と場所に縛られるのではなくて、仕事自体もわくわくしながら取り組みたいですもんね。ありがとうございます。

Celeina:「FIST BUMP」、本日は一般社団法人「Work Design Lab」代表理事の石川貴志さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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