グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
3月13日は、BBQ研究家の岩井慶太郎さんからの紹介で、一般社団法人「Work Design Lab」代表理事の石川貴志さんが登場。石川さんの理想の働き方や、普段業務で使用しているAIソフトなどについて伺いました。
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会社員が柔軟な働き方ができるように「Work Design Lab」を設立
Celeina(MC):石川さんは、2013 年に「Work Design Lab」を設立し、「働き方をリデザインする」をテーマにした対話の場づくりや、企業や行政などと連携したプロジェクトを推進されています。早速ですが「働き方をリデザインする」というと、どんなことをされているんですか?
石川:主に会社員の方に向けて、「働き方をリデザイン=柔軟な働き方を作っていく」ということをやっています。例えば、週休3日や4日にするとか、午前中だけ働くとか、ライフスタイルに合わせてもっと柔軟な選択肢を作っていこうという活動を行っています。
タカノ(MC):実際にいろいろな企業のところに行って、アドバイスをされたりしているんでしょうか?
石川:企業にアドバイスをすることもあります。この「Work Design Lab」という組織自体が250人くらいのチームなんですが、全員副業で関わっていただいているんです。本業が会社員の方が約7割くらいいて、残り3割くらいは経営者の方です。こういった方々から、本業だとやりづらいことを持ち込んでいただいて、チームを作って事業を行う、ということをやっています。例えば、普段は東京のIT企業で働いている方が、故郷の広島に対して何か活動をやりたいという場合、会社の枠組みじゃやりづらいですよね。なので、そういったことは「Work Design Lab」に持ち込んでいただいて、チームを作ってみんなで広島を活性化する事業をやってみたりだとか。そんな感じで企業を手伝ったり、地域振興をやってみたりしています。
Celeina:なるほど。その時その時でいろいろなプロジェクトをお互い持ってきつつ、一緒にやるということですね。
石川:そうですね。本当に北海道から沖縄まで、いろいろな事業を立ち上げました。
Celeina:今、直近で動いているプロジェクトってあったりしますか?
石川:ありますよ。例えば、島根や鳥取などの山陰では、コロナ禍を通じて新しい観光のスタイルがかなり出てきているので、旅館の女将さんやホテルのオーナーさんなどの観光人材を育成していこうという取り組みを行政の方と一緒にやっています。
タカノ:全国いろんなところに行きながらお仕事されているんですね。
石川:私だけじゃなくて、観光をもともとやっていた方も一緒に入っていただいています。