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「美味しい」よりも「楽しい」を重視する
Celeina:そのハードルを下げる方法はありますか?
岩井:1つの方法として、ファシリテーターを1人立てる、または自分がその役割を担うことが挙げられます。「これを一緒にやろう!」と声をかけたり、手持ち無沙汰な人に簡単な作業をお願いしたりすることで、自然と参加しやすい雰囲気が生まれます。
Celeina:なるほど。ファシリテーターがいることで、全員がスムーズに関わることができるんですね。
岩井:そうです。声をかけることで「この人についていけばいいんだ」と安心感が生まれますし、会話のきっかけにもなります。最終的には、BBQを通じて人と自然に仲良くなれる環境ができるんです。「美味しい」も大事ですが、僕は「楽しい」の方を重視していますね。
タカノ:確かにBBQは、お肉を食べる場というよりも、人と交流する場としての側面が強い気がしますね。
Celeina:私の母がアメリカ人なのですが、アメリカではBBQが日常的なものとして定着しています。日本では特別なイベントという印象が強いですよね。
岩井:その違いは大きいですね。BBQは、アメリカでは料理のジャンルのひとつですが、日本では「BBQやろうぜ!」という感じで、レジャーとして捉えられていますよね。だから、日本ではBBQに特別感が生まれているのかもしれません。
タカノ:言われてみればそうですね。
Celeina:興味深いですね。BBQをもっと楽しめる方法があれば、ぜひ知りたいです。