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建築構造家の安藤耕作は、生徒が地元の木を感じられる木造3階建ての校舎を設計した

2025.3.14

#ART

建築構造家として携わった、全国的にも珍しい木造3階建ての学校が4月に開校予定

Celeina:そんな「AIG」ですけれども、建築構造家として携わった建物がこの春出来上がるんだとか。これはどんな建物なんですか?

安藤:全国的には珍しいんですが、青森県六戸町に、木造の3階建ての学校を施工しているところなんです。9年制の義務教育学校なんですが、この仕事をここ2年くらい本当に一生懸命やっていて、今ここまできました。

タカノ:すごいですね。iPadで資料を見せていただいております。

Celeina:今さらっとおっしゃいましたけれども、木造3階建ての、小中学校が合体した校舎ということですよね。どれくらいの広さがあるんですか?

安藤:1万6000平米の広さがあります。めちゃめちゃ広いですね。

タカノ:写真を見ると、天井にも木材が模様のように張り巡らされていて、すごくおしゃれですね。

安藤:六戸町なので、六角形を多用しています。

タカノ:なるほど! スタイリッシュだけど、ぬくもりがあっていいですね。

安藤:学校って鉄筋コンクリートのイメージが強いと思うんですけど、やっぱり木造の学校の方が使っていて気持ちがいいのではないかということで。今回は青森県産の木を徹底的に使用して、通ってくれる子供たちに木を感じてもらえるような構造を心がけて設計しました。

Celeina:素敵です。

タカノ:青森県の木材を使用したということで、設計する際や、このプロジェクトが始まる際に、気をつけた点はありますか?

安藤:まず、我々の仕事は安心、安全なものを作る、というのが第一義なんですけど、やっぱり9年間通った学生の人たちが「卒業してよかったな」と思ってもらえるような空間を作るということを心がけて設計していました。

タカノ:いいですね。僕もこの学校で過ごしたかったです。

安藤:僕も正直過ごしたいです。 それくらいのものを作ったと思っています。

タカノ:この春開校ですもんね。ここから巣立っていった生徒たちが校舎を思い出すわけですよ。

Celeina:木の香りで学生生活のことを思い出すという。

安藤:本当に木の香りがするんですよ。素晴らしいと思います。

Celeina:これからも安藤さんのチャレンジを応援しております。

安藤:ぜひよろしくお願いします。僕もJ-WAVEを聞き続けます。

タカノ:ありがとうございます。安藤さんのお仕事はホームページでチェックできますかね?

安藤:はい、見ていただくことが可能です。

Celeina:さて「FIST BUMP」、グータッチで繋ぐ友達の輪ということでお友達を紹介してもらっていますが、どんな方を紹介してくれますか?

安藤:アートディレクターの中田嘉生さんという方をご紹介します。1年くらい前に、この番組でタコスのレストランを取り上げてもらっているんですけど、そのお店をやられている方です。

タカノ:そんな繋がりがあるんですね!

安藤:あとは、僕たちの事務所の周りのデザインなどを一緒にしてもらっている友人でもあります。

Celeina:楽しみですね。「FIST BUMP」、本日は建築構造家の安藤耕作さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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