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300人規模から野外フェスへ。山口彰悟は、『FRUE』を通して魂の震える音楽体験を届ける

2025.2.10

#MUSIC

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

1月23日は、ダンサーで振付家の小暮香帆さんからの紹介で、『FESTIVAL de FRUE』を主催する、『FRUE』の山口彰悟さんが登場。『FESTIVAL de FRUE』のコンセプトや、アーティストのブッキングやフードへのこだわりのほか、今年開催予定のイベントについても伺いました。

コンセプトは「魂の震える音楽体験を」

Celeina(MC):山口さんが主催する『FESTIVAL de FRUE』は、静岡県のつま恋リゾート彩の郷で開催されるフェスティバルです。

タカノ(MC):僕の音楽通の友人からもすごく評判が良いフェスなんですよ。音楽ファンが、後で行かなかったことを後悔するフェスだと伺っております。

山口:そうですね。後悔するくらい内容は良いと思います。

Celeina:『FESTIVAL de FRUE』は今年で何年目になりますか?

山口:今年で9年目になります。

Celeina:9年間やり続けていて、規模が広がっていく感じや、来てくれる方が増えてきたなという実感はありますか?

山口:本当に少しずつですけど、来てくれる方は増えてきていますね。

タカノ:『FESTIVAL de FRUE』のコンセプトが素敵なんですよ。

山口:「魂の震える音楽体験を」というコンセプトをつけています。

タカノ:立ち上げの時からこのコンセプトがあったのでしょうか?

山口:そうですね。元々働いていたところが、「ライフ・チェンジング・エクスペリエンス」をテーマにしていたので、それを少し変えたものをコンセプトにしました。

タカノ:そうなんですね。「FRUE」にはどういった意味が込められているのでしょうか?

山口:色々意味があるんですが、振動の「震える」とか、篩にかけるの「篩う」だったり、「揺らす」という意味もあります。

『FRUE』は300人規模のパーティーから始まった

タカノ:『FRUE』の始まりは2012年ということですが、始めたきっかけは何でしょうか?

山口:特に何もやることがなかったので、パーティーでもやりたいな、みたいな感じで、最初は緩く始まりました。

Celeina:第1回目はどれくらいの規模でしたか?

山口:第1回は代官山UNITで開催しました。300人くらい来てくれたと思います。毎回赤字だったんですが、年に1回くらいやっていたら少しずつ広がっていって、2017年には野外でやってみようという話になりましたね。

Celeina:UNITから始まって、すごい勢いで伸びたんですね。

山口:野外でやるのを目標にしていましたし、やれるという自信はありました。

タカノ:ブッキングはどのように決めているんですか?

山口:ブッキング担当は、僕ともう1人いるんですけど、2人で話し合いながら決めています。それとは別に、友人の意見や、海外アーティストからのおすすめ、マネージメントからの売り込みなど多岐に渡りますね。

『FRUE』ならではの美味しいフェス飯へのこだわり

Celeina:そして『FRUE』といえば、ご飯がとても美味しいという噂を聞いています。「RiCE.press」にも記事が上がっておりまして、「今一番、フードが面白い音楽フェスは『FRUE』です」と断言されています。フードへのこだわりを教えてください。

山口:最初はオーガニックで、化学調味料なしのフードというのをテーマに投げかけていました。静岡の「Simples」という、サスエ前田魚店の魚を仕入れているイタリアンレストランを中心に、共感してくれる方々に広がっていきましたね。

タカノ:人との繋がりから広がっていったフェスなんですね。

Celeina:山口さんがおすすめするフードやドリンクはありますか?

山口:やっぱり「Simples」のご飯ですかね。あとは太田哲雄さんという、すごく有名なレストランの方がいらっしゃったり、蕎麦もあったりしますね。僕は期間中、忙しくてあんまり食べられないんですが……。

Celeina:開催中は大忙しですもんね。

山口:結構アドレナリンが出ていて、ご飯を食べずにステージを見たり、お客さんの様子とアーティストの様子を見たりしていました。

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