INDEX
プライベートで購入した3Dプリンターを使い、建築の授業で作る模型の素材も出力
タカノ:早稲田大学で建築を学ばれているということですが、建築を選ばれたきっかけは何だったんですか?
大森:僕は中学1年生から渋谷から2駅の学校に通っていたんですが、高校生ぐらいになってから、駅を降りて散歩を始めたんです。そこで見えた色々な景色が、マップがどんどん繋がって広がっていく感じで気持ちが良くて、建築の道に行きたいな、と思いました。そこから建築の沼みたいな魅力に引きずり込まれて、建築家を目指して頑張っています。
タカノ:将来、建築家になってまた番組に来てほしいですね。
大森:ありがたいです。ぜひ出させていただきたいです。
Celeina:最近プライベートでは、3Dプリンターを購入されたという情報が入っていますが、3Dプリンターって今や誰でも買えるんですか?
大森:昔は20万円以上したものが、Amazonとかで割と手軽な値段で売っています。それで最近購入して、出力したい時に遊んでいます。
タカノ:何を出力するんですか?
大森:建築学科ではよく模型とかを作るんですが、それに必要な材料を出力します。あとはオンライン上に無料で使えるデータがあって、それがあれば何でも作れちゃうんです。
Celeina:本立てが欲しいなと思ったら、ネットで調べて、データがあったら引っ張ってきて、3Dプリンターで印刷したら、本立て完成ということですか。
タカノ:3Dプリンターは、規格が合わなくて売ってないものとかを作ることもできるんですよね。
大森:そうですね。自分でどんどんカスタマイズもできて出せるので、そういうのは楽しいですよね。
タカノ:ちょうど良い部品がない、みたいな時に使えますね。一家に一台みたいな時代になってくるんじゃないですかね。
大森:子供の教育的にも、レゴみたいな存在になるかもしれません。
Celeina:普通のプリンターは紙とインクが必要じゃないですか。3Dプリンターは何が必要なんですか?
大森:プラスチックが固まった樹脂を巻いているロールがあって、それを熱で溶かして造形していくんです。
タカノ:強度はやはりプラスチックのような感じなんですか?
大森:そうですね。そんなに脆い感じではなくて、最近は性能もすごく良くなっています。