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YouTubeチャンネル「ユノキ帝国」の大森康正は、YouTuberと建築家の二足の草鞋を志す

2025.1.17

#ART

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12月24日は「MMBH留学」の岸谷蘭丸さんからの紹介で、現役の早稲田大学生でYouTube チャンネル「ユノキ帝国」の大森康正さんが登場。建築家を目指しながらYouTubeを始めたきっかけや、建築家に興味を抱いた出来事についても伺いました。

現役大学生で建築家志望のYouTuber

Celeina(MC):まずはプロフィールからご紹介します。大森康正さんは2002年1月生まれの、練馬区出身。中学から、筑波大学附属駒場中学校・高等学校に通い、1年間の浪人を経て早稲田大学創造理工学部の建築学科に入学。現在4年生で、絶賛卒業制作に取り組み中ということです。建築家志望で、岸谷蘭丸さんとYouTube活動も行われています。

タカノ(MC):学生さんでありながら、YouTuberと呼んで良いんでしょうか。

大森:そうですね。一応1年生の頃から4年間YouTubeをやっています。なかなか周りにはいないのですが、僕らの世代からYouTubeやっていてもいいよね、みたいな流れができて、YouTubeもSNS活用の1つとしてやっています。

Celeina:「ユノキ帝国」に、大森さんの経歴を赤ちゃんの頃から追った動画が載っていますが、小学校6年間SAPIXに通っていて、トップのクラスにいたんですね。実は私もSAPIXに通っていたんですが、下の方のクラスでした……。

タカノ:やっぱりバリバリの進学塾なんでしょうか?

大森:1日中勉強していましたね。でも、楽しみながらやっていたので、当時の僕は全然苦しくなかったです。

自分のことを知って欲しくて動画投稿を始めた

タカノ:蘭丸さんとはロンドンで知り合ったそうですね。

大森:そうなんです。高校1年生の頃に、夏休みにサマースクールで3週間ぐらいロンドンに行った時に、ちょっと変わった奴がいるなと思って、そこからずっと仲良しです。

タカノ:劇的な出会いがあったんですね。「ユノキ帝国」というチャンネル名がバンド名みたいでいいなと思っています。普段はどんな動画を投稿されているのかを教えてください。

大森:とにかく自分のことを知って欲しいということがきっかけで始まったので、自分たちのリアルな日常を切り抜いて、ドキュメンタリーみたいな動画を上げています。主張したいことはちゃんと主張していくテイストでやっています。

タカノ:どんな方が見られているんですか?

大森:最近は、意外と僕らよりも年上の方が見てくれていますね。イベントとかも開くのですが、そちらだと来てくれるのは僕らより年下、もしくは同年代の方とかなので、幅広く見ていただけている感じはあります。

タカノ:皆さんにとっても生活の一部のような、そういう存在になっているのかもしれませんね。

大森:ここまで来られたのもみんなのおかげなので。

タカノ:ラジオを聞いてくれて、YouTubeのコメント欄とかで反応とかも欲しいですよね。

大森:そうですね。

プライベートで購入した3Dプリンターを使い、建築の授業で作る模型の素材も出力

タカノ:早稲田大学で建築を学ばれているということですが、建築を選ばれたきっかけは何だったんですか?

大森:僕は中学1年生から渋谷から2駅の学校に通っていたんですが、高校生ぐらいになってから、駅を降りて散歩を始めたんです。そこで見えた色々な景色が、マップがどんどん繋がって広がっていく感じで気持ちが良くて、建築の道に行きたいな、と思いました。そこから建築の沼みたいな魅力に引きずり込まれて、建築家を目指して頑張っています。

タカノ:将来、建築家になってまた番組に来てほしいですね。

大森:ありがたいです。ぜひ出させていただきたいです。

Celeina:最近プライベートでは、3Dプリンターを購入されたという情報が入っていますが、3Dプリンターって今や誰でも買えるんですか?

大森:昔は20万円以上したものが、Amazonとかで割と手軽な値段で売っています。それで最近購入して、出力したい時に遊んでいます。

タカノ:何を出力するんですか?

大森:建築学科ではよく模型とかを作るんですが、それに必要な材料を出力します。あとはオンライン上に無料で使えるデータがあって、それがあれば何でも作れちゃうんです。

Celeina:本立てが欲しいなと思ったら、ネットで調べて、データがあったら引っ張ってきて、3Dプリンターで印刷したら、本立て完成ということですか。

タカノ:3Dプリンターは、規格が合わなくて売ってないものとかを作ることもできるんですよね。

大森:そうですね。自分でどんどんカスタマイズもできて出せるので、そういうのは楽しいですよね。

タカノ:ちょうど良い部品がない、みたいな時に使えますね。一家に一台みたいな時代になってくるんじゃないですかね。

大森:子供の教育的にも、レゴみたいな存在になるかもしれません。

Celeina:普通のプリンターは紙とインクが必要じゃないですか。3Dプリンターは何が必要なんですか?

大森:プラスチックが固まった樹脂を巻いているロールがあって、それを熱で溶かして造形していくんです。

タカノ:強度はやはりプラスチックのような感じなんですか?

大森:そうですね。そんなに脆い感じではなくて、最近は性能もすごく良くなっています。

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