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「雷音レコード」の本秀康は、7inchレコードの回転数にかけて45歳でレーベルを始めた

2025.1.11

#MUSIC

香港のレコード屋巡りを20年間続けている

Celeina:さて、私とタカノさんは、先週の週末に3日間香港の取材に行っておりました。

本:そうなんですね、羨ましい。香港大好きなんですよ。

Celeina:香港はよく行かれますか?

本:最近は年に1回くらいなんですけど、香港に行って好きなレコードを買っています。

Celeina:香港でよく行くレコード屋さんはあるんですか?

本:もう調べ尽くしていますので、色々あります。

Celeina:私たちは「White Noise Records」に行ってきました。

本:いいレコード屋さんですよね。

タカノ:「Vinyl Hero」のポールさんには、去年番組でお電話を繋いでお話を伺ったことがあるんですが、本さんとは交流があると聞いています。

本:僕はポールと大親友だと思っています。20年ほど前、レコスケくんが香港で人気があった時期があるんですが、その時に頻繁に香港に行っていました。香港の雑誌で僕がレコードを買うという企画があって、その時にポールのところに行ったのが出会ったきっかけです。当時はまだ路上にダンボール箱を並べて売っていましたね。

タカノ:その時代からのお知り合いなんですね! ポールさんはレコードを救いたいという気持ちがあって、お店の名前を「Vinyl Hero」にしたと番組で伺いました。まさか本さんとそんな繋がりがあったとは驚きです。

本:香港に行く度に「雷音レコード」でリリースしたレコードを持って行って、その分を値引きしてもらっています。

Celeina:ギブアンドテイクですね。

タカノ:香港のレコードはたくさん集めているんですか?

本:そうですね。今は香港のレコードを1番多くコレクションしています。

Celeina:魅力や、収集する楽しさはどういったところにあるんでしょう?

本:もともとThe Beatlesのレコードとかを集めていたんですが、コレクターのためのガイドブックみたいなものがあるんですよ。それで勉強しながら買っていくという感じなんですけど、香港のレコードには、そういった指南書みたいものがないんです。現地に行ってレコード店で1枚1枚探して、「この音は面白い」「この音は面白くない」と調査するのが面白いんです。20年間ずっと買い続けていますけど、全貌が全然明らかになっていないんです。

タカノ:色々分析できるほど奥深いんですね。

Celeina:いつか香港のレコードの本を出していただきたいですね。

本:全然分かっていないんですよ。現地で仲良くなった人たちと色々探りながらレコードを買っているんですけど、本当にどういったアイテムが出ていたかが分からないんです。

Celeina:我々も勉強していきたいですね。 さて、「FIST BUMP」グータッチでつなぐ友達の輪ということで、お友達を紹介してもらっています。どんな方を紹介くださいますか?

本:僕が漫画を描く時にホームグラウンドにしているのが『アックス』という雑誌なんですけど、そこの後輩漫画家のドブリン!さんをご紹介します。

Celeina:ありがとうございます。明日は漫画家のドブリン!さんをお迎えします。今日お迎えしたのは漫画家 / イラストレーターで、「雷音レコード」主宰の本秀康さんでした。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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