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実体験をベースに、美味しくない食事を解像度高く表現
タカノ:嫌な部分の描写の解像度の高さがすごいなと思ったのですが、そこは実体験も入っているんですか?
オルタナ旧市街:そうですね。1話はゴーストレストランのフードデリバリーの食べ物から始まるんですけど、あれは実体験から始まっています。あとは、題材を探しに取材に行ったりもしています。ここに出てくるマンションは、実際に自分が昔住んでいたマンションがモチーフになっているので、エッセイと小説の半々くらいの感覚で書きました。
タカノ:心に高性能のレンズのカメラをお持ちで、それでパシャパシャ東京の街を撮っている感じがしました。ぜひ皆さんにも読んでほしいですね。
Celeina:初めての小説が発売になるというところですけれど、もう次のモチーフやテーマを考えていますか?
オルタナ旧市街:今度は美味しい食べ物の話を……。
Celeina:悪口を言い切ったら、今度はちょっといいことも言いたくなってくるという。
オルタナ旧市街:そうですね(笑)。
Celeina:オルタナ旧市街さんの好きなご飯って何ですか?
オルタナ旧市街:餃子です。美味しくない餃子なんてないですからね。町中華系の餃子がすごく好きなので、神保町にはよく行くお店があります。
タカノ:今後、美味しい餃子の話がどこかで読めるかもってことですね。
Celeina:さて「FIST BUMP」、グータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達を紹介してもらっています。どんな方をご紹介くださいますか?
オルタナ旧市街:水道橋にある4坪の本屋さんの「機械書房」の岸波龍さんです。いつもお世話になっている本屋さんの1つなんですが、水道橋の坂の上のレトロなビルの1室で営んでらっしゃいます。探偵事務所みたいな場所にあるんですけど、岸波さんのところにいつも面白い話が舞い込んでくるので、ちょっと探偵みたいな人だなと思っています。
Celeina:ありがとうございます。明日は水道橋近くにある本屋さん「機械書房」の岸波龍さんに繋ぎたいと思います。本日は、作家のオルタナ旧市街さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann