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ミスをミスに見せない。動じないメンタルを作る訓練
Celeina:プレッシャーもすごいでしょうし、本番の大会でパフォーマンスをするときに、自分の思い通りにならないパフォーマンスになってしまった、ということもあると思うんです。メンタルの部分で、切り替えることなど意識されていたりしましたか?
坪井:例えば、バレーボールやテニス、バスケットボールのように、ミスをしても点数を入れて挽回できる種目ではないので、2分30秒にかけなくてはいけない分、プレッシャーは確かに大きかったです。なので、ミスをミスに見せない対処法だったり、1回ミスしてしまってもそれを引きずらないように気持ちを瞬時に切り替えたりする訓練は、毎日していました。
タカノ:メンタルも訓練していたんですね。
Celeina:ミスを引きずらないメンタルの保ち方は、今の日常生活にも地続きで何か役立っていたりしますか?
坪井:動じないというのは、身についたと思います。
タカノ:生放送でも落ち着いていて、動じていないですもんね。
坪井:そうですね(笑)。客観的に自分を見るということができるようになった分、緊張はするけれど、いろんな物事に対して冷静になれるようなメンタルのコントロールは、今でもできているかなと思います。
Celeina:私は冷静にならなきゃと思うときに、自分を俯瞰で見て考えるように頑張っているんですけど、保菜美さん的メソッドで何かアドバイスはありませんか?
坪井:冷静にならなきゃ、と言い聞かせられている時点で、落ち着けているんじゃないかなと思います。
タカノ:なるほど。冷静じゃなかったら、それどころじゃないですもんね。
Celeina:「冷静になりなよ、自分!」と言えている時点で、既に冷静だから大丈夫ということですね。とてもポジティブですね。
坪井:はい。ポジティブです(笑)。