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「Benefit one MONOLIZ」のディレクター・HALは、美しさを競う「ヴォーギング」を広める

2024.11.23

#STAGE

ボールルームでは、即興のダンスに合わせた即興ラップも行われる

Celeina:ヴォーグビーツはどんな音楽なんですか?

HAL:ハウスが基調の音楽だと思います。加えて、4カウントや8カウントに「Ha」と呼ばれる「シャーン」とか「カッ」みたいなアクセントの音が入るんですね。そこでみんなポーズを決めるんです。

Celeina:(ヴォーグビーツが流れ始める)アクセントを感じますね。曲を聴くだけでどこでポーズを取っているかイメージが湧くような気がします。

HAL:ダンスバトルのことをヴォーグダンスの世界では「ボールルーム」と言うんですけど、そこでは、即興で踊っているところに、周りで見ている人の中から即興でラップをしてくれる方が出てくるんです。これを「チャント」と言うんですが、踊っている人に合うチャントをしてくれるんです。

タカノ:ショーとしての見どころがたくさんあるんですね。

HAL:そうなんですよ。多彩な方が集まってくる場です。ぜひ来てください。

Celeina:ぜひ生で見てみたいですね。

タカノ:ボールルームはどこでやっているんですか?

HAL:東京ではやっているところがたくさんあって、特に渋谷と新宿に多いです。

Celeina:先ほどボールルームでバトルをする時に、チャントをしてくれる人がいるとおっしゃられていたと思うんですけど、ダンサー1人1人にお付きのラッパーがいるということなんでしょうか?

HAL:いえ、そのボールルームにいる人がダンサーの踊りに合わせて即興でチャントをするんです。

Celeina:なるほど! すごい才能ですね。

タカノ:日本で開催する時は、日本語のチャントをされるんですか?

HAL:日本語のチャントも混ぜたり、英語でやったりもします。色々な国の人が来るので、韓国の人を呼んだら韓国語でやってくれることもあります。

タカノ:ヒップポップカルチャーとも接続しているんですね。すごく面白いです。

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