グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
9月10日は、古着屋「Swing Wood」の芳賀翔太さんからの紹介で、タップダンサーの安達雄基さんが登場。本場のリズムタップを体感したニューヨーク留学についてや、地元にオープンしたダンススタジオ「STUDIO NOTE」について伺いました。
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感情をタップダンスで発散させた青春時代
Celeina(MC):安達さんは、普段タップダンサーとしてどういった活動をされているんですか?
安達:活動的には、舞台やライブでパフォーマンスをしています。あとは、レッスンやアーティストの振付など、色々とやらせていただいています。
Celeina:多岐に渡って活動されているんですね。タップダンスとは、いつ頃に出会ったんですか?
安達:小学校1年生の7歳ぐらいの頃に出会いました。友達のお母さんがダンス教室をやっていて、そこでタップダンスも教えていたので、友達と一緒に始めた感じですね。
Celeina:そして、タップダンスの世界にのめり込んでいったんですか?
安達:そうですね。ただ当時は、友達に毎週会えることが楽しいからダンス教室に行っていました。上手くなりたいという気持ちは別にして、皆に会える場所として、タップダンスを続けていました。
タカノ(MC):そうして現在まで続けられて、今ではプロですから。
Celeina:タップダンスそのものに魅力を感じた部分もあったんでしょうか?
安達:高校生ぐらいの頃、色々とエネルギッシュな時期だったので、外に板を持って行ってタップを踏みまくって、感情を落ち着かせていたこともありました(笑)。嫌なことがあったりしたら、音に出して発散していていましたね。
タカノ:表現が発散になっているってすごくいいことですね。やっぱり、感情によって、タップを踏む音が変わったりするんですか?
安達:はい。メンタルが穏やかな時は聴く音楽も違ったりするので、踏み方も変わってきます。年齢によっても変わったり、色々とあると思いますね。
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ニューヨークへのタップダンスの留学で、憧れの黒人リズムタップに触れる
Celeina:安達さんは高校を卒業した後、ニューヨークへタップダンスの留学へ行かれたそうですね。どんなきっかけや決意があって行かれたんですか?
安達:ただタップダンスが上手くなりたいと思った時に、それを一番最短でできる場所がニューヨークだったので、勢いで行っちゃいました。
タカノ:タップダンス留学というのは、向こうへ行って習ったりするんですか?
安達:そうですね。ダンス学校でビザをキープして、レッスンを受けながら活動していました。
タカノ:向こうのタップダンスはやっぱり全然違いましたか?
安達:はい。やっぱり黒人の方のリズムタップというものが、ここ10~20年ぐらいすごく勢いがあって、それに憧れていたので、感じ方や見るものも、何もかもが違いました。
タカノ:タップダンスは踊りとしても、もちろん見応えがありますが、音楽的な魅力もありますよね。
Celeina:たしかに、聴くという部分でもそうですよね。
安達:バンドの一環としても入っていて、打楽器みたいな感じです。
タカノ:リズム感がないと厳しいんでしょうか?
安達:いや歩ければ、誰でもできます。皆、心臓が鳴っているので一緒ですよ。
タカノ:タップシューズはどういう構造になっているんですか?
安達:タップスという金属が前と後ろに付いているので、それを使って鳴らす感じです。
タカノ:金属が貼り付いている靴じゃないとできない?
安達:まあそうですね。スニーカーでもできますが、一応タップシューズというものがあります。
Celeina:ご自宅では板やシートみたいなものを敷いて練習されるんですか?
安達:家ではなかなかできないので、スタジオに入ったりする方が多いです。