グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
8月21日は、映画プロデューサーの高根順次さんからの紹介で、株式会社ASOBiZM代表の木村遊太さんが登場。音楽業界に入ったきっかけや、自身が企画したTHE ALFEEの50周年キャンペーンの話などについて伺いました。
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カジュアルに車で旅行し、2ヶ月で日本1周
Celeina(MC):木村さんは1981年生まれ。19歳で音楽業界に入り、加山雄三さんのマネジメントスタッフとしてキャリアをスタートされました。現在は所属アーティストのマネジメントをはじめ、イベントプロデュースなど、多岐に渡って活動中です。業界に入られたのが19歳と、早いですよね。何かきっかけはあったんですか?

木村:学生の時からイベントをやっていたんですが、その時に関係者の方と知り合ったのが、業界に入るきっかけになりました。
タカノ(MC):高根さんも、木村さんのことを大御所の方と渡り歩ける方だとおっしゃられていました。今日はお仕事の話も聞きたいんですけれども、時間が限られているので、気になるプライベートについてのお話を重点的に聞いていけたらと思います。去年から車で日本1周の旅に出たとのことですが、これはどういったきっかけで始めたんでしょうか?
木村:多分業界の関係者の方だったらそういう方も多いと思うんですけど、僕らはライブやイベントで全国47都道府県を回るじゃないですか。そうすると、大体ホテルと会場とご飯屋さんくらいしか行けないんですよね。なので、ちょっと時間ができたら旅がしたいなと思っていたんです。ちょうどマネジメントをしている加山雄三さんが一昨年の紅白(NHK紅白歌合戦)をもってコンサート活動から引退されて、ちょっと時間ができたということもあって、いい機会だと思って旅行をし始めました。
タカノ:ふわっと「そうだ行こう」みたいな感じで旅をするんですか?
木村:そうですね。友達と「明日どうする?」みたいなカジュアルな感じで旅行していました。
タカノ:最高ですね。車で日本1周されたとのことですが、どういうルートで回ったんですか?
木村:冬から始めたので、九州の方から攻めていきました。1月に九州を回って、8月には東北5大祭りを巡りながら回りました。四国も行きましたし、この間は5、6月にかけて北海道を1周していました。
Celeina:1つの県に1日くらいしか滞在できないような、割と弾丸旅行になりそうですね。
木村:そうですね。分刻みで回って日本1周するのに2ヶ月かかりました。
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東北の5大祭りを巡ったことが、企画のいいヒントに
タカノ:旅に出ている中で、今の仕事に繋がるヒントをもらったんですよね?
木村:そうですね。エンターテイメントの業界とか音楽業界にいると、どうしても幅が狭くなるじゃないですか。やっぱり外をグルーッと回っていると、いろんなクリエイティブがあったりとか、面白いなと思えることがいっぱいあって、そこからヒントをもらったりしていました。「今やっている仕事だったら、これとこれをくっつけるといいかもな」とか、そういうアイデアをインプットしていました。
タカノ:例えばどんなものがありましたか?
木村:僕は特に宗教心はないんですけど、御朱印をもらいたいなと思って、神社仏閣を130ヶ所くらい回ったんです。
Celeina:すごいですね! 御朱印帳は何冊くらい持っているんですか?
木村:もう3冊くらい持っていますね。2024年は、仕事で関わっているTHE ALFEEが50周年の年でして、何か面白いことをやりたいなと考えた時に、お祭り騒ぎみたいな企画が生まれました。ねぶたとTHE ALFEEをくっつけたりとか、秋田竿燈まつりとか、そういういろんなものとくっつけた企画を考えましたね。
Celeina:東北の5大祭りを回ったインプットがあったからこそですよね。
木村:そうですね。有名で知っている祭りでも、意外と実際に見たことがないことの方が多くないですか。
Celeina:教科書で写真は見たことがあるけど、実際に参加したことがないものばかりですよね。