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脳みそから産地直送。ひらめきでサビを作る
タカノ:CMソングを作る時に大切にされていることはありますか?
やなせ:脳みそから産地直送するということですね。僕は商品名や企業名を聞いたら、0秒でサビを作るんですよ。
タカノ:なるほど。変に考えこまないで、作るということですね。
Celeina:直感に委ねると。
やなせ:おっしゃるとおりです。パッとひらめいたメロディーほど、覚えやすいんですよね。その分、録音やアレンジに時間をかけて、ひらめきに説得力を持たせるところがこだわっているところです。
タカノ:現在、制作された架空のCMソングは、何曲ぐらいあるんですか?
やなせ:今は68曲ぐらいです。
タカノ:ということは、これまでに68企業からオファーがあったんですか?
やなせ:そうですね。68の企業からオファーをいただいた架空の実績があります。
Celeina:例えば、どんな企業さんから依頼を受けたんだけですか?
やなせ:1番最初にオファーをいただいたのが、「〜60歳からの美容〜エンドレスビューティーマネジメント小柳美容グループ」です。
Celeina:注釈、これは架空の企業です(笑)。
タカノ:美容関係もあれば、食品関係の企業もあると。
やなせ:幅広く依頼をいただいております。
タカノ:さらに架空のCMソングを作っていたら、実際にCMソングのオファーもきたそうですね。
やなせ:はい。 2020年頃から実在の企業、団体、番組などから依頼をいただきまして、実在の方もこれまで15曲作っております。
Celeina:すばらしいですね。着実に実績もつけていらっしゃるという。
やなせ:まあ架空の実績も実績なので。実在の実績と架空の実績があるというのが面倒くさくて、すみません(笑)。