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新たな企画は、アートなトレーディングカードの販売
タカノ:これまで、小田さんが運営されているオークションサイトでは、具体的にはどのような作品があったのでしょうか?
小田:最初に作ったのは、当時、水沢柚乃という芸名でタレント活動をされていたモデルさんで、今はyunocyというお名前でストリーマーとしてゲーム配信で活躍されている方の写真集です。写真集のほうが、オークションで値が上がるんじゃないかなと思ったからそうしました。
タカノ:なんとなくそういうイメージありますよね。
Celeina:実際に反響はいかがでしたか?
小田:熱いファンが多い方だったので、200冊に設定したら「少ないよ!」という声もいただいたんですが、入札を開始してからは、皆さん、オークションのバトルを楽しんでくれたという印象はありますね。
タカノ:僕も先日、自費出版で本を作って、部数も限定にして、500円で販売したんですよ。あとで相談に乗ってもらいたいぐらいです。このサービスは他の方でも使えるんですよね?
小田:僕の友達づてが多かったりしますが、基本的には、ホームページから応募していただければ、一緒にオークションの戦略を考えさせていただきます。
タカノ:心強いですね。そして最近だと、オカモトレイジさんが関わっているクリエイティブチーム「YAGI」のメンバーが中心になったプロジェクトがオークションに参加されているとか。
小田:はい。レイジくんとは昔からの知り合いで、「YAGI」は僕たちが一緒になって始めた、イベントなどをやっている集まりなんです。そこのメンバーが中心となり、「トレーディングカードをテーマにしたアート作品を作りたい」という話になったんです。アート作品として作っているので、一般的なトレーディングカードと同じ価格よりも、人それぞれ値付けをしてほしいという気持ちがあり、オークションを活用して販売する「ミックスミュージアム」という新しい企画を始めようということになりました。
Celeina:では、これからは本以外のことにもチャレンジしていこうとしている段階という感じでしょうか?
小田:そうですね。個人的に、紙の本に限らず、アナログレコードなど、手触りのあるものが好きなので、そういったものをこれから予定しています。
Celeina:手触りのあるものって、この時代だからこそすごく価値を感じますよね。さあ、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?
小田:僕が紹介するのは、指示待ち世代のカリスマでSF作家、プロ知ったかぶりの山塚リキマルくんです。ちなみに、この「SF作家」というのは、「ソウルフル作家」の略で、かなりユニークな書き手の方です。
タカノ:以前『GRAND MARQUEE』でも、選曲とコメント出演していただいたり、僕も展示を観に行ってご挨拶して、そのレポートをさせていただいたりしました。この繋がりが偶然なので、すごく嬉しいです。明日が楽しみです。
Celeina:「FIST BUMP」今日は編集者の小田明志さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann