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編集者・長谷部敦は、新しいカルチャーを作っていく若者を支える立場を担う

2024.9.21

#MUSIC

編集者として惹かれる「若さ」

Celeina:長谷部さんは、普段はフリーランスの編集者としてさまざまなメディアの編集を担当されているということですが、具体的にはどんなものを担当されているんですか?

長谷部:元々フリーになる前は出版社にいて、モノ雑誌の編集長をやっていたんですよ。なので、表に出るときはプロダクトの専門家として出ているんです。実は月に1回、金曜日にこのスタジオにも来ていて、プロダクトの専門家として話しているんですよね。

Celeina:そうなんですね。

長谷部:僕は若いメディアが好きなので、そういうメディアと関わることが多いですね。1つは「Mastered」というメンズのファッションメディア、もう1つは「Beyond magazine」というユースカルチャーのメディアに運用から関わっています。

Celeina:ユースカルチャーに惹かれるとおっしゃっていましたけれども、それはどうしてですか?

長谷部:メディアって大げさに言えば、世の中を変えるためのものじゃないですか。リテラシーの高い大人に向けた、専門性の高いメディアの面白さもわかるんですけど、いくらオジサンにボールを投げてもあんまり変わらないなっていうのは感じていて。

タカノ:なるほど。

長谷部:新しい文化とか新しいモノを作っていくのは若い人たちだよなと思っているので、ある程度年齢を重ねた自分みたいな人は、そのメディアを支えるような役割だと思っていますね。

タカノ:ユースカルチャーといえば、16時台の「NiEW EDITION」で、どんぐりずが地元である群馬県桐生市で開催するイベントを紹介したんですけど、長谷部さんも今桐生市に注目されているんですよね。

長谷部:奇遇なんですけど、数年前にITの会社のお手伝いをしていて、月に1回くらい桐生市に行っていたんですよ。桐生市って元々織物の町なので、ファッションのカルチャーがすごく根付いていて。日本でも珍しいようなお店が何軒もあるんですよ。

タカノ:そうなんですね。

長谷部:大きい町じゃないけど、戦後日本の復興を支えた街でもあるので、昔はかなり景気が良かったんだと思うんです。その名残で文化度が高くてレコード屋も3、4軒あるんですよね。どんぐりずもその背景があって出てきたバンドだと思います。そういう文化度がすごく高いのも魅力ですね。

Celeina:密度が濃いんですね。

長谷部:9月にもう1つフェスがあって。それは黒保根っていう山間の村みたいな場所でやるフェスなんですけど、メインがOvallなんです。実はOvallのmabanuaさんも桐生市出身で。

Celeina:桐生市、激アツじゃないですか。

長谷部:そうなんですよ。音楽的にも凄いんですけど、町の建築とかも素晴らしいので、フェスに行ったついでに町を見て欲しいですね。面白いですよ。

Celeina:長谷部さんおすすめの群馬県桐生市ということで、新しい街を探検してみたい方はおすすめですね。「FIST BUMP」はグータッチでつなぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介いただいています。どんな方でしょうか?

長谷部:さっきも話した「Beyond magazine」の編集長の小林雄大という者を紹介します。まだ他メディアにはあまり出たりはしていないので、ぜひ深掘りしてもらいたいなと思います。

タカノ:楽しみですね。

長谷部:ちょっと真面目に見えるかもしれないんですけど、喋ったらすごく面白い人なので。

タカノ:期待大ですね。

Celeina:ありがとうございます。明日は「Beyond magazine」編集長の小林雄大さんに繋ぎます。「FIST BUMP」、本日お迎えしたのはフリーランス編集者の長谷部敦さんでした。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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