グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
7月31日はフリーランスの編集者・長谷部敦さんからの紹介で、『Beyond magazine』編集長の小林雄大さんが登場。運営しているWEBマガジンのこだわりや、編集者として意識していることについて伺いました。
INDEX
ファッション業界、音楽業界を経てWEBマガジンを立ち上げ
Celeina(MC):あまりメディアでお話したことはないということをお聞きしました。
小林:そうなんですよ。今日が初めてなんです。
タカノ(MC):ということは、今日から『GRAND MARQUEE』ファミリーですね(笑)。
小林:嬉しいです。
Celeina:そんな小林さんですが、ファッション業界や音楽業界、ソニー・ミュージックエンタテインメントのWEBメディア『d365』の副編集長を経て、独立。フリーランスの編集者として活動しながら、『Beyond magazine』の編集長としても活動中です。
タカノ:まずは『Beyond magazine』について、どんなメディアなのか教えてください。
小林:『Beyond magazine』はユースカルチャーをテーマにしていて、ユース世代のアーティストやクリエイター、モノやコトについて発信しているWEBマガジンです。
タカノ:サイトが超オシャレですよね。
小林:WEBメディアとしてはすごくリッチな作りになっていて、デザイナーが全ての記事をデザインしてくれているんです。ビジュアル面でもワクワクする作りになっています。
タカノ:最近の記事のおすすめはありますか?
小林:chelmicoのMamikoさんとシソンヌの長谷川さんのインタビュー記事がイチオシです。お2人は20歳くらい離れているんですけれども、先輩後輩じゃなくて普通に友達として仲が良くて、そういう友達のあり方が面白いです。
Celeina:興味深いですね。SNSを通じて友達になったりと、現代の友達の作り方やあり方は多種多様ある中で、世代の差もありますからね。読み応えがありそうな記事ですよね。
INDEX
真面目で優しく、ユーモアがある20代中心の編集部
タカノ:小林さんがメディアを運営する上で何か気をつけていることはありますか?
小林:編集部がちゃんと面白いと思う情報を発信することはもちろんですけど、それ以上にチームで働く人が「いい人」であることはめちゃめちゃ大事だなと思っています。
タカノ:「いい人」?
小林:編集部だけでなく、ライターさんとかカメラマンさんとか、あとは出演者の方だったりとか、そういう方たちとずっと仕事をしていきたいので、「いい人」であることを大事にしています。
Celeina:小林さんの思う「いい人」の定義ってなんですか?
小林:他人に優しくできる人。あとは真面目でありつつユーモアもあるとか、そういう人が「いい人」だなって思います。
Celeina:優しい、真面目、ユーモア。メモしておきました。
タカノ:今はどれくらいの人数で運営されているんですか?
小林:5人から10人くらいで運営しています。
タカノ:皆さんの世代はどのくらいですか?
小林:20代が中心になっているので、若いメンバーが多いですね。
Celeina:それはターゲット層に近い人が重要だからということですか?
小林:おっしゃる通りです。やっぱり同世代目線で面白いものが重要だと思うので、チームのメンバーは比較的若い層に集まっていただいてます。
Celeina:編集長として常に吸収したりとか、カルチャーに対するアンテナを張っているとか、何かそういうのを意識されていますか?
小林:そうですね。基本、起きている間は全てインプットだと思っていて。SNS然り、いろんな所に足を運んだりは意識しています。
タカノ:例えばどんな所に足を運ぶんですか?
小林:新しくできたお店があったら行ってみるとか、面白そうなアーティストがいたらライブに行ってみるとか、そんな感じです。
Celeina:直近で行ったライブや場所はありますか?
小林:西武池袋線の桜台に、poolというイベントスペースがあるんです。桜台は住宅地ばかりのエリアなんですけど、poolに入ると鍾乳洞みたいな天井が高い空間があって、そこが良かったです。
タカノ:pool、知っています! Frascoでライブをやったことがありますよ。ノイズとかアングラとか、面白いイベントをやっていますよね。小林さんのアンテナにも引っかかっているんですね。