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1から開拓して、イラストレーターから漫画家に
タカノ:イラストレーターとして活動されていたところから、漫画家になることはキャリアとしてめずらしいですよね。
Celeina:そもそも漫画を描き始めたきっかけは何だったんですか?
北村:『WIRED』というテック系の雑誌の編集者の方から、5、6年前ぐらいに「雑誌をリニューアルするから、そこで漫画を描いてみませんか?」と連絡をいただいたんです。「ほぼ漫画を描いたことがないですけど、大丈夫ですか?」と聞いたら、「イラストやアニメーションを観たら、描けるんじゃないかなと思いました」みたいなことを言っていただいて、「え?」と思いましたが、一生懸命、見よう見まねで描いたものが連載になり本になり、今まで続いている感じです。
タカノ:漫画を描くとなると、全然違うスキルが必要かと思います。ストーリーを考える小説家的な要素もあるし、映画監督みたいな視点も必要じゃないですか。だから、それまでとは違う、新しいフィールドになりますよね。
Celeina:北村さん的には、漫画家は新しいフィールドという感覚はあったんでしょうか? それとも、今までやってきた作業に似ていたり、近いものを感じましたか?
北村:まったく新しいものという感覚でした。完全に1から開拓していった感じですね。
Celeina:そして、webちくまで連載されている『あさってのニュース』が単行本になるそうですね。
北村:はい。少し先になりますが、今ちょうど書き下ろし漫画の制作作業をしています。発売日はまだ決まっていないんですが、単行本が出ると、多分webに連載されているものは読めなくなると思うので、今のうちに読んでいただけると嬉しいです。
タカノ:webで連載されている漫画も全部読んで、単行本化されたらそっちも買って読みたいです。ちょっと違いがあったりするかもしれないし、その差も楽しみですね。
Celeina:さて、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?
北村:画家の丹野京花さんです。画家さんなので、私とはかなり作風が違いますが、すごく気があって、よく遊んでくれるお友達です。
Celeina:ありがとうございます。本日は、イラストレーター、アニメーション作家、漫画作家として活動されている北村みなみさんをお迎えしました。ありがとうございました。
GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann