グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
4月2日は、三軒茶屋にある「まんがの図書館ガリレオ」の三田たたみさんからの紹介で、イベントやライブのMCをされている、瀬戸口俊介さんが登場。番組MCのタカノさんとの出会いや、司会をする中で意識していることなどについて伺いました。
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番組MCタカノとは阿佐ヶ谷大喜利ナイトで出会った
Celeina(MC):瀬戸口さんとタカノさんはお知り合いなんですよね?
瀬戸口:そうなんです。阿佐ヶ谷ロフトAというトークイベントを主に行うライブハウスがありまして、そこにタカノさんのようなミュージシャンやお笑い芸人、ハガキ職人など色々な方が一堂に会して、ただ大喜利をするというライブでご一緒したんです。タカノさんは回答者で、僕はMCをしていました。
Celeina:そのイベントって他のゲストが来た回でも話題に上がることが多いですよね?
タカノ(MC):その日の阿佐ヶ谷大喜利ナイトに出演した方が、これまで何人もこの『GRAND MARQUEE』にゲストで来てくれているんです。瀬戸口さんが司会されていた時のことはすごく覚えています。キレキレで声がいいなと思ったんですよね。
瀬戸口:かたやタカノさんは、本当にミュージシャンかよというくらい大喜利に回答し続けていましたよね。しかもエキセントリックな回答ばかりされていた印象があります(笑)。回答数も多くて、すぐに手を上げて回答していました。
Celeina:その瞬発力が生放送のMCの仕事にも繋がっているんですね!
タカノ:「こんなラジオは嫌だ」といったお題を瀬戸口さんが出してくれるんですが、お題が出る前から回答を書いていたのを覚えています。芸人さんじゃないから、とりあえず数とスピードで行かなきゃと思って。
瀬戸口:タカノさんはミュージシャンなのにどんどん回答するから、周りの人がゾッとしていましたね(笑)。でもすごくいいイベントでした。
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司会業を始めたのは、後輩芸人に紹介された「リアル脱出ゲーム」の解説役がきっかけ
タカノ:そもそも瀬戸口さんが何者なのかというところを掘り下げていきたいんですが、MCをされているということですよね?
瀬戸口:最近は司会業などをフリーでやらせていただいていることが多いですかね。
Celeina:でも司会業をする前は、お笑い芸人からキャリアをスタートされたとか?
瀬戸口:そうなんですよ。2003年に宮崎から地元の友達と一緒に上京してきて、お笑いコンビをやっていました。 ただうんともすんともいかなかったので5年間くらいで解散しちゃいまして、そこからは役者をやったりしつつ、ご縁があって司会業を始めましたね。
タカノ:そもそも、司会業ってどういうお仕事なんですかね?
瀬戸口:説明が難しいんですよ。司会業に携わっていくようになったのも、「リアル脱出ゲーム」という謎解きイベントがあって、 その解説をやる仕事を、後輩が紹介してくれたのがきっかけです。 このイベントでは、ルール説明をしたりとか、「こうすれば脱出成功でしたよ」みたいな解説をやっていたりしました。 そこからトークイベントの司会の依頼をいただいたりして、今に繋がっています。
タカノ:MCであり、場を回す役ということですよね。
瀬戸口:元々、僕はすごく人見知りなんです。だから裏では全く喋らないけれど、人前に出ると、喋ったり交流したりして場を回す役ができるようになるんです。
Celeina:出演者の方からは、さっきまで人見知りだったのに、本番が始まったらすごいキラキラしてるじゃん、と思われそうですよね。
瀬戸口:そうですね。さっきまで全然喋らなかったのに、本番だと結構喋んのかよ! みたいな顔をされつつ、そこは受け流して司会をしている感じです。
タカノ:我々も色々教えてほしいですね。イベントのMCもやったりするので、極意を聞いてみたいです。
瀬戸口:それは僕が聞きたかったんですよ。
タカノ:いやちょっと待ってくださいよ(笑)。
瀬戸口:今日はこの番組に仕事をもらいに来たんですから。
タカノ:ちなみに司会業は何年くらいされているんですか?
瀬戸口:もう10年くらいになりますね。
Celeina:大先輩ですよ! でもラジオは聞いている方の顔が見えるわけじゃないから、舞台に立ってMCをするのとはまた違いますよね。
瀬戸口:そうですね。ラジオだとリスナーの顔が見えないので、話したことに対して反応があるのかはちょっと心配になります。アイドルのTEAM SHACHIの大黒柚姫さんという方と、毎週月曜に配信番組をやっているんですが、その司会をする時はコメント欄が活発になればいいなと思いながらやっていますね。
タカノ:ちゃんとお客さんの反応もチェックして、いじるところはいじって、みたいなことを考えながらやっているんですか?
瀬戸口:そうですね。コメントを見たり、話が長くなっている時は調整したりとか。でも聞きたいなと思ったところはぐっと踏み込んで聞くみたいなことは気を付けています。
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普段は台本がない仕事が多く、臨機応変に場を盛り上げる
タカノ:瀬戸口さんが出られるイベントは、基本的に台本が用意されているんですか?
瀬戸口:もちろん大半あるんですが台本がないものもあります。タイムスケジュールだけ決まっていて、あとはフリーみたいな。 これぐらいに収めるならこれぐらいの質問にしておこうかなとか。その場その場でやっていることが多いですね。
Celeina: 瀬戸口さんはやはり先輩ですよ。私は台本がないと怖いですもん。
瀬戸口:褒められると居心地が悪くなっちゃいますね(笑)。
タカノ:正直に言うと、今(放送時)台本を無視しながら進行しています。
瀬戸口:そうなんですか! 大丈夫でしょうか。でも台本通りでなく、自由に話せる方が僕は楽かもしれません。
Celeina:人見知りするとおっしゃっていたので、リラックスしていただけていたらよかったです。このコーナーはゲストの方とFIST BUMPする、仲良くなることが大切なので。さて「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?
瀬戸口:バレエエンターテイメントカンパニー「Colorpointe」主宰のHinkさんです。電影と少年CQというユニットのメンバーであるルアンさんと、このユニットの演出家の長田さんが物語作りを学ぶというトークイベントで、MCをさせていただいていたんです。そのとある会のゲストがHinkさんで、話が面白かったんですよ。王道のバレエの話とか、バレエを軸にした今のパフォーマンスの話など、話を聞いていて元気が出る人だったのでご紹介したいなと思いました。
Celeina:Hinkさんは一言で表すと、どんな方ですか?
瀬戸口:もっとお話を聞きたかった人です。なので、MCの2人がHinkさんから色々な話を掘り起こしてくださるのを楽しみにしています。
Celeina:明日は「Colorpointe」主宰のHinkさんに繋ぎます。今日は瀬戸口俊介さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann