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手がかかるから気にしてしまう、NEOのアイテム
Celeina:無機物が有機物に囲まれる中で劣化していったり、人間が無機物を愛でている様子がお好きなんですね。ブランド「NEO」のアイテムは全てよしながさんの手作りということで、本日はスタジオにアイテムをお持ちいただいています。
タカノ:こちらはビニール素材の透明なお財布ですか?
よしなが:ええ。自分が好きなスケルトンの感じを表現したいと思って作りました。プラスティック素材の輪っかやフェルト素材なども使っています。

Celeina:カラフルかつポップなので童心がくすぐられる感覚もありながら、大人の嗜みっぽさも感じます。キュートさだけに留まらない、アートセンスがありますよね。
タカノ:ほかにもアイテムを持ってきていただいていますが、こちらは?
よしなが:大きい方がチョーカーで、小さい方が腕輪です。考えずに形を作りながらも、簡単に着けられるようにしました。
タカノ:シンプルな服装にアクセントとして合わせても良いですし、カラフルな恰好に上乗せしてもいいですよね。身に着けると自然とテンションが上がります。
よしなが:手に取りやすさはすごく重視しているので、パッと目を引くようにしています。

Celeina:手に取りやすいとはいえ、あえて使いにくいものを作っていらっしゃるんですよね?
よしなが:そうなんです。機能性に優れたものが沢山ある中で、手がかかるものほど気にしてしまうと思っていて。「手のかかる子ほどかわいい」ではないですが、人がものの方に合わせるのも良いと考えて、コンセプトにしています。
タカノ:機能性を排除していった先に、愛着が見えてくると。皆さんもぜひInstagramからチェックしてみてください。さて、ここで1曲お送りしようと思います。よしながさんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。どんな曲でしょう?
よしなが:私の尊敬している友人が作った、一人ひとりと対話しているような優しい曲です。キライで“国語”。