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15歳で自分の店を開いた焙煎士・岩野響のアウトプットはコーヒーだけにとどまらない

2024.6.1

#OTHER

コーヒーの焙煎から洋服のデザインへ

Celeina:洋服のデザインのお仕事も、コーヒーの焙煎とは別にされているということですけれども。

岩野:今日着ているパーカーは自分で作りました。

タカノ:僕も今日着ているTシャツは岩野さんがデザインしたものです。

Celeina:お洋服作られるようになったのは、ご両親(洋品店「ezu」を営む岩野開人 / 久美子)の影響だったんですか?

岩野:両親の作る服とはちょっとテイストが違うんですが、僕が15歳でお店を始めて、それまでお小遣い制だったものが、趣味で使えるお金が出てきたので、服とか音楽とかにもよりハマっていって。そこから、色々なカルチャーに触れていく中で、ヴィンテージウェアとか好きなので、そういうものから着想を得て作っています。

タカノ:僕が着ているやつは、かわいい女の子のイラストだったり、星のテキスタイルっぽいものだったり、写真っぽいものだったり、色んな素材がコラージュされていますね。イラストも岩野さんが?

岩野:はい、全部自分でやっています。イラストや、写真も全部自分で撮っています。

タカノ:コーヒー焙煎と服のデザイン、全く違うものですが、繋がっている部分もありますか?

岩野:元々、僕はコーヒーをアート色が強い感じで売っていたんですね。毎月、テーマを決めて、詩も書いて、写真も撮って、1枚のポストカードを同封して、CDみたいな感じで1年ぐらい販売していたんですが、そこから服の方もやり始めました。今はコーヒーはいち消費者みたいな感じで、飲む側として美味しいコーヒーを追求していて、今までやっていたアート色の強いものを、イラストだったり、服だったりでやっています。

タカノ:化学反応を感じますね。ここで1曲、岩野さんに、この時間に、みんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。どんな曲でしょう。

岩野:僕はテクノや電子音楽が好きなんですけど、YMOの影響はかなり受けていて。今回は相対性理論というバンドの曲を、坂本龍一さんがリミックスしたバージョンをかけさせていただければと思います。最初はYMOも”テクノポリス”や”ライディーン”から入ったんですけど、そのあとの『BGM』や『テクノデリック』でかなり衝撃を受けて。あとアニメ、漫画も好きで、やくしまるえつこさんがアニメの主題歌を歌っているので、相対性理論が僕の中で身近なんですよね。そういった、僕のルーツを感じるような曲を選ばせていただきました。坂本龍一+相対性理論で”QMSMAS”です。

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