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全国のリサーチで見つけた海藻の面白さ
タカノ:「おいしい未来研究所」のお仕事は、具体的にはどういったものなんですか?
市原:「美味しい未来を創るためにどうしたらいいのか」という問いを軸に、食が持つ価値を様々な分野の研究者や実践者と探求する場をつくり、食べることから考えるより良い未来への戦略を政策提案したりしています。研究内容を起点に行政や企業などと連携してプロジェクト化して、実装する活動も行っています。
タカノ:商品の開発もされている?
市原:やっています。食文化の調査で日本中を子連れで飛び回ることも多くて、最近では秋田の男鹿半島に海藻を学びに行っていました。海藻って日本では1500種類くらい食べられるものがあるとされているのですが、実際に食卓に並ぶのは10種類ぐらいじゃないですか。
Celeina:わかめと昆布以外思いつかない。
市原:海藻ってすごく色んな役割や効果、おいしい食べ方があって、海外のガストロノミーとかで注目が集まっていたりするんですけど、意外と日本の家庭では食べる量が減っていたりするんです。でも男鹿半島は今でも50種類くらいの海藻を食べていて、練り物にしたりケーキみたいにしたりと食べ方も色々とあって面白いんです。


タカノ:市原さんのおすすめの海藻を教えてください。
市原:ユミガタオゴノリですかね。コリコリした食感の海藻で、たこわさみたいに和えて食べるとすごく美味しいです。


Celeina:ネットとかで買えますかね?
市原:買えると思います。海藻を栽培している「シーベジタブル」という会社をぜひチェックしてみてください。
Celeina:まだまだ食のお話伺いたいです。
タカノ:また遊びに来てください。
Celeina:さて、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいているのですが、市原さんがご紹介してくださるのはどんな方ですか?
市原:人類学者の竹倉史人さんです。
Celeina:一言で表すと、どんな方ですか?
市原:時空を操る人。
タカノ:魔術師だ。気になりますね。
Celeina:明日は人類学者の竹倉史人さんに繋ぎます。本日は一般社団法人「おいしい未来研究所」の事務局・研究員、市原万葉さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann