グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
1月18日はプロBMXレーサー・中井飛馬さんからの紹介で、「TATTOO STUDIO YAMADA」のマネージャー・ブナさんが登場。スタジオの特徴や「TATTOO STUDIO YAMADA」から生まれた株式会社「TOKYO HEART」の活動、地元・狛江市の魅力について伺いました。
INDEX
「TATTOO STUDIO YAMADA」の魅力は7人それぞれの作家性
タカノ(MC):昨日出演された中井さんからは「おしゃれ面白お兄さん」とご紹介いただいています。
ブナ:勘弁してほしかったです(笑)。
Celeina(MC):でも今日の服装もすごくお洒落です。ストリートな感じと上品さもあって。さて、ブナさんがマネージャーを務められている「TATTOO STUDIO YAMADA」は、どんなスタジオになるのでしょうか?
ブナ:オーナーの山田蓮が4年前に小さなハコで始めたスタジオです。今は原宿に移転して、7人のアーティストが所属しています。
Celeina:蓮さんはタトゥーを広め続けていらっしゃいますよね。
ブナ:そうですね。やっていたYouTubeを機にフォロワーさんが増えたり、お客さんが来ていることが多いです。
Celeina:なるほど。海外のお客さんも多いんですか?
ブナ:コロナ禍が明けてからは、コンコンと店に入ってきて「今からいける?」といきなり来る方も多くなりました。
タカノ:最近はファッションとしてタトゥーを取り入れる方も増えてきていますが、TATTOO STUDIO YAMADAはどんなお客さんが多いですか?
ブナ:YouTubeを見て来てくれるくらいの、若めのお客さんが多いです。ファッションが好きでタトゥーを入れる方も多い印象ですね。
Celeina:どこに入れる方が多いんですか?
ブナ:腕や胴回りなど、上半身に入れる人が多い気がします。でも人によって大きく違いがあって。意味を持って入れる人はこの場所がいいと決めている人もいますし、僕のように落書きっぽく体にタトゥーを入れることを楽しんでいる人もいます。
Celeina:色々と楽しみ方がありますね。
タカノ:人気のモチーフは何ですか?
ブナ:モチーフもジャンルに依るんですけど、オーナーがアメリカントラディショナルのスタイルでやっているので「プレイングハンズ」という手を合わせて祈っている形は人気ですね。
タカノ:最近はタトゥースタジオが増えている印象があります。他のスタジオとの違いを教えてください。
ブナ:所属している7人全員のジャンルが違うことです。スタジオの要となる師匠の技術を受け継いでいくのがよくあるパターンなんですが、うちはオーナーが独学なので皆で学んでいくスタイルで。デザインの幅が広い点が好まれているんだと思います。
タカノ:7人それぞれの作家性があって、作品を見て選べる点が魅力なんですね。
Celeina:今後はどんなスタジオを目指していますか?
ブナ:現在もゲストワークという形で各地に場所を借りて彫ることもあるんですが、東京だけに留まらずお店を広げられたらと思っています。あと、タトゥーはまだ怖いイメージもあると思うんです。悪いことではないですが、もっと親しいものになって欲しいという思いもあるので、バランスを取りながら広めたいですね。
INDEX
農業からポッドキャストまで。幅広いTOKYO HEARTの活動
Celeina:ブナさんは株式会社TOKYO HEART代表取締役という肩書きもお持ちなんですよね。こちらはどんな会社になりますか?
ブナ:TATTOO STUDIO YAMADAから始まった会社です。福島県で農業をやったり、YouTube「OMOSSY CHANNEL」を運営したり、ポッドキャストにてインタビュー媒体を運営しています。
Celeina:農業⁉ ちょっと突っ込みどころ満載です。

タカノ:かなり幅広くやられていますよね。ポッドキャストはどのようなインタビューをされているんでしょう。
ブナ:変わり者を意味する「WEiRDOS」をコンセプトに、アーティストやデザイナーの方にインタビューをしています。幼少期からその人がどういった環境で育ってきて今があるのかを発信することで、若い人にヒントにしてもらえたらいいなと思って始めました。
タカノ:『GRAND MARQUEE』の「BACKPACK TOKYO」レポーターのxiangyuちゃんも出演しています。皆さんもぜひチェックしてみてください。
INDEX
楽しいことを全部やって、日曜日のバイブスで仕事をする
タカノ:ブナさんが働く上で大切にしていることを教えてください。
ブナ:「楽しいことを全部やる」ことを大事にしていますね。仕事の日を日曜日のようにするというか。まずは心躍る日々を自分たちが送って、それを提供したいと考えています。
タカノ:日曜日のバイブスで仕事をするんですね! ポジティブなエネルギーが連鎖してきそうです。

Celeina:ポジティブにやる中でも、壁にぶつかることがあると思います。困難はどのように乗り越えてきたのでしょう?
ブナ:楽しむことを前面に出していますが、壁はシビアに乗り越えていきますね。
Celeina:真面目なところとハッピーなところの切り替えが大事だと。さて、ここで1曲お送りしようと思います。ブナさんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。選曲理由から教えてください。
ブナ:僕は元々ヒップホップがすごく好きで、MVを見るのもとても好きなんです。MVを見た時にこの曲は夕方から夜にかけてのイメージだったので、この時間にぴったりだと思って選びました。JUMADIBAで”超Fresh”。
INDEX
「東京」と聞いて思い浮かぶ地元・狛江市の魅力
Celeina:今日は番組の方で「東京」をテーマにした短歌を募集しているんですが、ブナさんのご出身は?
ブナ:東京の狛江市です。
Celeina:東京に精通されていらっしゃると思いますが、「東京」と聞いて思い浮かぶワードはありますか?
ブナ:すごく考えたんですが、「地元」としか思えないです。地方に行ってきた際に安心するのはやっぱり東京なので、レぺゼン東京という感じです。
タカノ:地元の狛江市はどんなところが好きですか。
ブナ:おじいちゃんとおばあちゃんが過ごしやすそうに暮らしているところです。最近は狛江湯が(2023年4月に)リニューアルオープンしたり、ホットな場所が増えつつあるんですが、畑や多摩川があってゆっくり時間が流れている場所です。
Celeina:「東京」というワードだと都会をイメージしますが、実はローカルな場所も沢山ありますよね。
タカノ:おじいちゃん、おばあちゃんの緩い空気感も素敵です。
Celeina:地元の狛江市の魅力をお話いただきましたが、東京の魅力については改めていかがですか?
ブナ:世界でも最新な場所が東京なのかなと思っています。
Celeina:海外からお客さんがいらっしゃった時に、お話されることもありますよね。
ブナ:そうですね。旅行で東京に来た思い出としてタトゥーを入れる方が多いので、海外からも魅力的な街なんだとすごく感じています。長いこと東京にいたいです。
Celeina:いいですね。東京の魅力がますます増してきました。今日は「TATTOO STUDIO YAMADA」のマネージャー・ブナさんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann