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恵比寿の高齢化に対する取り組み「泡恵比寿」
タカノ:面白い人のもとには面白い人が集まりますから、そういう意味できっと独特のコミュニティが生まれているんでしょうね。
高橋:まさにその通りですね。そこから恵比寿の色んな文化が生まれている感じがしますね。
タカノ:気になりますね。そして恵比寿の高齢化問題に対する取り組みも行っているとお聞きしています。
高橋:どこの地域にもある問題だと思うんですが、戦前から祭りを続けてきた人たちが高齢になって、後継者が少なくなっているんですよね。コロナ禍が明けて、祭りを始めようかって言っても、「どうやってたっけ」とか、「4年経つとやるのにも腰を上げるのが辛い」みたいな感じになっていて。
僕らはそこを助けるために、「泡恵比寿」という取り組みをしています。もともと僕らの街って、130年前にヱビスビールの工場があって、そこから地名が恵比寿になったんです。なので、祭りで販売したビールの売上を全額祭りの人たちに還元するという仕組みを作ったんです。
Celeina:私は普段から恵比寿に行くこともあるんですが、そういったお祭りを継承していくみたいなトピックが問題になってきているのを知らなかったので、勉強になって良かったです。
タカノ:さて、ここで1曲お送りしようと思います。高橋さんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。選曲理由から教えてください。
高橋:この後に紹介しようと思っている人が作ったんですけど、せっかくお正月の三が日だから日本の民謡でも聴きながらと思っていたら、たまたまこの曲を選んだ2時間後に能登沖で地震が起きたんですよね。奇しくもこれは富山の曲なので、この曲を聴きながら応援したいなと思って選びました。東京民謡倶楽部で”こきりこ節”。