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片付けのコツは「頭で考えないようにする」
Celeina:片付けをしようとすると、出てきた卒アルを見返してしまったりして、なかなか進まないということってあるじゃないですか。片付けのコツって何かありますか?
うき: まず、思い出品は一番最後にやっていただきたいです。
Celeina:順番があるんだ!(笑)
うき: カテゴリーの分かりやすい、洋服や書類、本からやっていくことが、おすすめです。家の中で、自分がやりやすいところから片付けていって、自分自身が何を大切にしたいのかとか、何を持てば自分の幸せに繋がるのかということが分かってきたら、思い出品をやった時にあまり迷わずに進められると思います。自分の価値観が定まっていると、思い出品の中でも、これは残したい、これはもう卒業してもいいなと選別できるかなと。あと、私がよく伝えているのは、「あんまり頭で考えないでくださいね」ということです。
Celeina:それは、どういう意味ですか?
うき: 片付けをしている時って、頭の中で捨てないための言い訳を探していると思うんですね。
タカノ:胸が痛い。
Celeina:もったいないからとか、まだこれは着られるかもみたいな。
タカノ:あの時、あの人に貰ったからとか。
うき: でも、それって自分が主体じゃなくて、外側にある要因に影響されていると思うんです。片付けの時は、一旦考えるということは置いておいて、その物を思った時に、自分の心や体がポジティブな反応をしているか感じてほしいです。「好き!」という気持ちや、「これを着ている時はハッピーだ」という気持ちにさせてくれるものは残して、それ以外は手放すというふうにしています。
Celeina:そうやって片付けていくと、幸せや心の健やかさに近付ける気がします。
タカノ:とても参考になるお話だったと思います。さあ、うきさんにこの時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。どんな曲でしょうか?
うき: 宇多田ヒカルさんの”花束を君に”です。
Celeina:選曲理由を教えてください。
うき: この年末という時期に片付けの話をしながら、皆とどういう曲を聴きたいかなと考えた時に、一人ひとりにお花を渡せるような曲を聴きたいと思いました。今日はクリスマスだから街も浮足立っていますが、そういう気分になれない方や、今年1年を振り返った時にちょっと辛かったっていう方も、自分へ労いのお花を渡してほしいと思ってこの曲を選びました。