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音楽・ダンスと対話を融合したイベントは多様な人が集まる場
タカノ:仙台では、音楽・ダンスと社会課題についての学び、対話を融合したチャリティーイベントを開催していたと伺っています。
工藤:元々ストリートダンスをしていたので、クラブでダンスイベントをしていました。東日本大震災をきっかけに社会課題の対話を加えて、お寺や幼稚園、神社など地域の資源を使わせてもらいながら、老若男女問わず参加できるフェスを開催するという挑戦をしました。
タカノ:工藤さんが好きだったダンスを活かした活動ですよね。
工藤:お寺と神社両方で開催した際は、とてもびっくりされました。
タカノ:そうですよね。どんなイベントだったんですか?
工藤:音楽やダンスに加えて、復興支援団体などのチャリティーブースをつくったり、マーケットやフードコーナー、子どもたちの遊び場などをつくりました。

Celeina:本当に多様でいいですね。
工藤:すごく面白かったです。子供も大人も一緒に遊べる空間でした。
タカノ:メッセージを伝える場としても良いですし、純粋にすごく楽しそうですよね。
工藤:楽しかったです。色々な人が集まる点では、フェスもメディアも近いところがあるのかなと思っていて、多様な人が集まる場として運営しています。
タカノ:人と人を繋げる仕事をされていますよね。今後やりたいことを教えてください。
工藤:これまでは私たちがメディアとしてインタビューをして、記事にして届けてきたんですが、今後はみんなで一緒に発信していくプロジェクトをやりたいです。自分の親や友達、身近な人の物語を届けたいという読者の方もいらっしゃるので、『soar』の聞き方や書き方を知ってもらうことで、それぞれの物語を発信できるようにしたいなと。
Celeina:なるほど。今後は読み手の方が発信者になるということで、良いですね。さて、ここで1曲お送りしようと思います。工藤さんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。選曲理由から教えてください。
工藤:仙台のダンサー時代に、東京から来た友達がストリートダンスショーでこの曲を使っていて、東京に憧れながら何度も聴いた大好きな曲なので選びました。Ovallで”Take U to Somewhere”。