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366日分の日にちを歌うだけの歌を制作
Celeina:田中さんは、『日にちの歌』として366日全ての歌を制作されているとお聞きしています。
田中:これも10年ぐらい前の作品です。毎日1曲作るのに加えて、その日の気分を歌うとかではなく、日にちを歌うだけの曲を作ろうと思ったんです。12月21日だったら〈12月21日~♪〉みたいなことです。すみませんね、本当のシンガーソングライターを前に。(笑)
Celeina:ここまで来ると気になるので聴いてみましょう。先ほどから「無意味」がキーワードとして挙がっていますので、完全に無意味な日付で。田中偉一郎さんで“9月23日”。
タカノ:コードの感じやメロディーに、グッと来てしまいました。
Celeina:クセになる感じがあります。
田中:ありがとうございます。こんな歌が366日分あるんです。
Celeina:良いですね。リリースを楽しみにしています。
田中:10年前の制作時とは違って簡単に個人発信ができると思うので、そろそろやるかな、とは思っています。2024年に『ストリート・デストロイヤー』のYoutubeチャンネルを考えています。
Celeina:最後に田中さんが考える、ものづくりの楽しさを教えてください。
田中:そうですね。え〜っと……これだけは……。
Celeina:ここまできて⁉
タカノ:意味ないこと言おうとしていませんか?
Celeina:今後このメッセージも含めて、作品になるということでしょうかね?
タカノ:ノーメッセージマンだから、求めちゃいけなかったんですよ。
田中:いや、いいんですけど……。なんて言ったらいいか分からないですね。
タカノ:これを聴いて、ものづくりをしたくなったという人も多いと思います。
Celeina:これまでの固定概念を捨てて、何かを生み出す楽しさを感じました。今日は美術家の田中偉一郎さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann