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カラフルな1980年代の鉄道を追いかけて全国へ
タカノ:僕が気になったのは、『鉄道ジャーナル‘81』の「特集 急行列車はどこへ行く」。これは何ですか?
リサ:1980年代を追っていく中で、鉄道も好きになってしまったんです。私はいわゆる鉄オタなのですけども、その中でも『鉄道ジャーナル』に載っている1980年代の鉄道が好きで調べています。これは、私が一番好きな185(いっぱーご)系という特急車両なんです。
Celeina:全然、鉄道はわからないんですよ(笑)。
タカノ:魅力は何ですか?
リサ:私が生まれた頃には、電車というものは銀色のステンレスの車両が多かったのですが、昔の国鉄は鉄でできているので、カラフルに塗装されていて、見た目が可愛いなと思ったところから入りました。
タカノ:確かにデザインが可愛いですね。
Celeina:こうやって見るとカラフルですね。
タカノ:1980年代の車両は今も残っているのですか?
リサ:残っています。それを追いかけて、地方に写真を撮りに行くこともあります。
Celeina:本格派ですね。
リサ:1980年当時に使われていた車両がまだ地方に残っていて、今でも走っているので、それを調べて追いかけています。
タカノ:好きな電車は「101系」というのですか?
リサ:そうですね。101系と103系です。これも先ほど言ったのと同じで、40代以上の方は走っているのを見たことがあると思うのですけども、いわゆる山手線や総武線として走っていた車両は、車体全部が黄色や緑に塗装されていました。それを見たときに、昔の山手線はこんなに可愛かったんだと衝撃を受けて、そこから鉄道にハマりだしました。
Celeina:リサさんは、音楽、ファッションだけではなく、鉄道でも1980年代がお好きということですけれども、その魅力は何ですか?
リサ:私は2001年生まれなのですが、1980年代は今と違ってちょっと好景気で、ファッションも文化も全部が勢いに乗っている感じがします。ファッションの変わりようや、新しいガジェットやウォークマンが出るスピードが、私にはすごく魅力的に映ります。
Celeina:高揚感がありますね。
タカノ:景気が良くて、これから色んな文化がどんどん盛り上がっていくぞという雰囲気というか。
リサ:カラフルで、とても魅力的だと思います。
タカノ:素敵なお話を聞けました。このあたりで一曲お送りしたいのですけれども、先ほど話していただいた曲ですね。リサさんから曲紹介をお願いします。
リサ:YELLOW MAGIC ORCHESTRAで、”TECHNOPOLIS”。