INDEX
乗り手に合わせてくれるのがハーレーの魅力
タカノ:改めて、植村さんが思うハーレーの魅力はなんですか?
植村:難しいです。乗り手に取り憑く感じですかね。一度乗ると離れられなくなる感覚があります。
タカノ:ハーレー側から来てくれるということですか?
植村:そうですね。ハーレーは、日本車や他のバイクと比較して完成度は高くないと思うんです。余白やのり代が多くて、乗り手が手を加えられる部分がたくさん残っているんですよ。だから、いつまで経っても飽きないですし、自分が乗りたいと思った第1希望のバイクに乗れるんです。
タカノ:いいですね。「余白がある」というのは重要だなと思いました。
植村:今どき、なかなかないんじゃないかなと思います。
タカノ:時間をかけるほど、自分仕様になっていくということですよね。
Celeina:まさに相棒ですね。さて、ここで1曲お送りしようと思います。植村さんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。選曲理由から教えてください。
植村:2023年は残念なことにたくさん訃報があったと思うんです。にもかかわらず現役でThe Rolling Stonesが活躍していて、新譜をリリースしてくれた。こんなに希望に溢れたことはないと思って選曲しました。The Rolling Stonesで“Angry”。