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毎話、泣きながら見た『【推しの子】』演出の凄み
タカノ:ちなみに、最近『【推しの子】』のアニメに刺激を受けたと聞いていますが。
福地:「オタク仲間」と紹介いただいたので、最近、感動したアニメの話でもしようと思ったんですけど(笑)。もちろんアプリで原作も読んでたので、内容は全部知っていた訳ですけど、その上で見ても、毎話どこで区切るかとか、どういうカメラの角度で見せるかとか、音楽がどのタイミングから鳴りはじめるかというのが素晴らしくて、毎話、泣きながら見てました。これが演出かと。
タカノ:『【推しの子】』を見て、こういうアイデアいいかもとか、自分の作品をこういうところに生かそうみたいな、インプットとアウトプットの循環はありますか?
福地:やっぱり、同じものだとしても、見せ方一つで印象が全く変わるというのは大事なポイントかとは思っています。
タカノ:いいですね。オタク仲間というワードから『【推しの子】』の話をしていただきましたけれども、ちゃんとクリエイティブっぽい話に。
Celeina:ちなみに、福地さん、今後の予定とかやってみたいこととかありますか?
福地:こんな感じで、おもちゃとかイラストとかテクノロジーとかアニメとかが好きな人たちのことを僕は最近「カルチュラルギーク」って呼んでて、そういう人たちが集まって、自分の最近買ったものとか見せて楽しむような秘密基地みたいな場所をつくりたいなと。リアルな場所の力も最近、感じるところがあるので、そういう場所を作れたらいいなと思って今、計画中だったりします。
タカノ:楽しみにしてます! 我々も大人が、福地さんの作品を見て一気に童心に帰りましたらね。
福地:光栄です。
Celeina:さあ「FIST BUMP」、グータッチでつなぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介してもらっているのですが、福地さんがご紹介してくださるのはどんな方ですか?
福地:「neco眠る」というバンドのドラムでもあり、グラフィックデザイナーの三木章弘(みき あきひろ)くんです。
タカノ:neco眠る、存じ上げておりました。
Celeina:どういったご関係なんですか?
福地:一緒に仕事したり遊んだりする仲間でもあるんですけど、一言で言うと、攻めと守りのバランスがすごい絶妙なグラフィックデザイナーなので、ぜひお楽しみに。
タカノ:ありがとうございます。攻めと守りのバランス、気になります。
Celeina:明日は、neco眠るのドラムであり、グラフィックデザイナーの三木章弘さんにつなぎます。今日、迎えたのはクリエイティブカンパニー「Whatever」プロデューサー、そしてCreative Lebel “nor”プランナーの福地諒さんでした。ありがとうございました。
福地:ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann