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森七菜、長久允がサンダンスで受け取った光。映画『炎上』はたった一人、あなたへの物語

2026.3.2

#MOVIE

森七菜は「ぐにゃぐにゃ」した人

ーじゅじゅはこれまで森さんが演じてきた役とちょっと違う主人公だと思うんですが、そんな役柄を森さんに託した理由を教えてください。

長久:今までは、心の底は分からないけど、役としては透明でクリアに物語を進んでいく役が多かったように感じていて。今回もじゅじゅ自体はクリアな役だと思うんだけど、シチュエーションがそうではないものをやってみてほしいな、やったらどうなるんだろうってワクワクがあって……と、オファーする時にそういうことを思ったり言ったりしていました。その当時は言語化できていなかったけど、森さんって本当にぐにゃぐにゃした人で。スライムみたいな、どの環境にもぐにゃんぐにゃんと溶け込む人だと思っていて、そういう可能性を感じていたんだろうと、いま確信めいて思っています。

森:ありがとうございます。

ー対して森さんは監督や『炎上』チームに対してどんな印象を抱いていらっしゃいましたか。

森:まずとにかく、みなさんのお洋服がめちゃくちゃカラフルで。「あ、あれが『炎上』チームだ」って、遠くからすぐ分かるし(笑)。その視覚的なワクワクが最初からありました。長久さんに初めてお会いした時、すごく不思議な印象があって。おこがましいかもしれないですけど、自分に似ているような、同じでは決してないんだけど、わかる、みたいな瞬間があったりして。その時、一緒に作っていく過程が楽しみだなと思ったことをすごく覚えています。

チームの皆さんが目指してるものって決して、言葉で簡単に説明できるようなわかりやすいものじゃないと思うんです。だけど目指す星が1個ちゃんとあって、みんなが同じところをみて動いて、という強さがあると思っていて。作品へのアプローチが各部署で違えど、本当に同じものを好きな人たちが集まっているんだろうなと。自分は(座組にとって)新参者ですけど、そこにちゃんと入り込んでいけるかなというちょっとした不安も覚えつつ、頑張りたいなと思いながら日々やってました。

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