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社長×俳優の小栗旬、心療内科医の鈴木裕介らが語り合う「上手な休み方」

2025.11.10

#OTHER

「自分は休みが必要」だと、どう気がつけばよいのか?

とはいえ、自分で「自分は休みが必要」ということにどう気がつけばよいのか。心療内科医として日々診察にあたる鈴木は「普段の状態からの変化をみる」のだという。ミスが増えたり、普段は綺麗好きな人が散らかしていたり、目があまり開かなくなったりといった変化が重要なサイン。そんな人が周りにいた時、ただ「大丈夫?」と聞いても「大丈夫」と答えが返ってきてしまうことが多いので、「眠れていますか?」などと聞くのがよいとアドバイスを送った。

©︎日高奈々子

2年前に、所属事務所の代表取締役社長に就任した小栗だが、奥津が「立場が変わって休むことに対して考え方は変わりましたか?」と尋ねると、自分自身は俳優業以外の業務が増えたために、休めない時間が増えているとしながらも、「所属している人間がうまく休みを取れているかどうかを気にするようになった」と語った。無理してしまうタイプの人もいるので、何か変化がないかと気をつけて見るようにしているという。

©︎日高奈々子

一方俳優としては、新しく業界に入ってきた後輩たちの緊張をほぐすため、現場ではよく声をかけるほうだと明かす。「僕らの仕事はリラックスしてこそ能力を発揮できる仕事だと思います。初めての現場だという人は緊張をとってあげたいので、たとえば『ちょっと多めにリハーサルをやりませんか?』とか、先に自分のカットをやって相手の気持ちがほぐれてからそちらにしましょうということを制作チームと相談したりします」と小栗が話すと、小原は「(新人は)自分からはもっとやってほしいと言えないから、言ってもらえるとすごく安心ですよね」と感心していた。

©︎日高奈々子

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