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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

「ROOKIE A GO-GO」2025年の活況をレポ。『フジロック』らしさを支える一つの柱

2025.10.10

#MUSIC

撮影:宇宙大使☆スター
撮影:宇宙大使☆スター

ライブが希少なアーティストも『フジロック』だから出たい、と思わせるフェスの魅力

「ROOKIE A GO-GO」の出演者には、『フジロック』の3日通し券がプレゼントされる。選ばれたアーティストは『フジロック』を堪能できるのも魅力の内だろう。

J-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』でも、「ROOKIE A GO-GO」出演アーティストのMURABANKU。が『フジロック』をどのように楽しむのか、密着インタビューが敢行されていた。青葉市子から雪国まで、『フジロック』ならではの「出演者も遊び倒している」様子が垣間見えて楽しい。

なお、6人組インストバンドのMURABANKU。はゲストにテルミン、ヴィオラ、パーカッションも迎えたスペシャル編成で集合。この日への気合が感じられるステージだった。冒頭の“青梅街道”から観客に「なんだこれは!」と思わせるキテレツさと、パワフルな演奏で最後まで駆け抜ける様は唯一無二だった。何者か気になった人に向けて、自身による自己紹介動画も用意されていておもてなし精神を感じる。

さらにピアニストの梅井美咲が出演するということで、駆けつけた人も多かった。梅井は2025年3月開催のNiEW presents 『exPoP!!!!! vol.171』に出演したときに初披露した、ドラム・海老原颯(ex.シャッポ)との2人編成で登場。『exPoP!!!!!』でもかなりの余韻を多くの人に残していた印象があり、今回も期待値が高かった。

気鋭ジャズピアニストとして既に名の知れている梅井だが、近年は菅野咲花とのユニット「haruyoi」、北村蕗とのユニット「°pbdb」での活動など次世代を担う音楽家としてシームレスな活動が注目を集めており、一目見たいという人が多かったのだろうか、大勢が詰めかけていた。そして終演後の観客の表情を見て、歩みを止めた人の期待を裏切らなかった、いや寧ろ良い意味で裏切ったのだろうということを感じさせられた。

Ⓒ Hachi Ooshio
Ⓒ Hachi Ooshio

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